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夜までの時間

「ん、んー、ゾウさん、、、、だいしゅき」


「、、み、、かな、、、、かなみん!」


「ん、りんちゃん?」


「大丈夫?」


「なにが?」


「お兄ちゃんの裸見て倒れたんだよ!?」


「あっ!!」

その言葉を聞いて光無お兄さんの裸を思い出す。


「ごめんね、香奈美ちゃん、汚いもの見せて」


「い、いえ、!綺麗でした、、ってちがいます!そういう意味じゃないんです!」


「あはは、わかってるよ」


「その、はい」


「でもかなみん、起き上がる前に凄い寝言言ってたよ」


「え!?何々?」


「ゾウさんだいしゅきって」


「え、、、その!光無お兄さん!違うんです!」


「うん、大丈夫だよ、わかってる」


そう言いながら光無は香奈美の頭を撫でるのであった。


「は、はい、、あの、もう少し撫でてください」


香奈美は下から覗き込むようにして光無に頼み込む。

そんな上目遣いの香奈美を断れる筈がなく彼女がもういいです、と言うまで撫でたようだ。


「そろそろご飯よー降りて来なさーい」


「はーーーい」


「じゃ、行こうか」


そう言いながら光無はトランプを片付け始める。

今していたのはババ抜きだった。


「にぃーにぃ、ご飯食べ終わったら何かかけながらトランプしない?」


「いいぞ、だがそう簡単に勝てると思うなよ!」


「ニィーニィ熱くなりすぎ、香奈美が驚いてる」


「あ、すまない、」


「あの、いいです!なんか普段見れない光無兄さんが見れて嬉しいです」


「そうかい?、ならいいんだけど」


「はい!この後もよろしくお願いします!」


「あぁ、賭け事なら真剣勝負だよ」


「望むところです!」


そんな話をしながら階段を降りていく。

食卓に向かうとすでに父さんは帰って来ているようだ。遊びに夢中になって気がつかなかった。


「あら、ずいぶん楽しんだような」


「なんでわかるのー?」


「光無が珍しく熱い顔してたからよ」


「なんでわかるのさ、」


「ポーカーフェイスが下手なのよ」


「香奈美ちゃんもそう思うわよね」


「え、、その私は分かりませんでした」


「あら、そうなの?」


「わかるのはかぁさんくらいだよ」


「そう?どうかしら貴方ならわかったんじゃない?」


「あぁ、りんもすごい楽しそうな顔をしてる」


「お父さんはりんをずっと見てるからだよ」


「それもあるわね、」


そんな話をしながらご飯を食べて行くのであったそして食べ終わったら夜の時間がやってくるのであった。

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