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素敵な脳の作り方  作者: たか
1/1

すべての始まり

面接開始10分前

突然ですが皆さんは、どのような「 記憶 」をお持ちですか?


楽しい記憶、うれしい記憶、悲しい記憶、寂しい記憶・・・。


いろいろあると思いますが、言い表していけばキリがないので聞きたい事を一つに絞りたいと思います。


皆さん、どのような「 いやな記憶 」をお持ちですか?


この世に、生を受けたからには「 いやな記憶 」の一つや二つ・・・


いえ、歳を重ねるごとにつれ両手では数え切れないほどに増えていくでしょう。


中には、人には話せずその「 記憶 」を抱え込み死ぬまで後悔する「 記憶 」もあるはずです。


そこで!!!!!。そんな人たちに、とてもいいご提案があります。


皆さんそんな「 いやな記憶 」を消したくはありませんか? 


ただ単に、「 記憶 」を消すだけではありません。


私の店に来てくださればあなたの、「 いやな記憶 」にかかわったすべての「 記憶 」を


消すこともできますのでぜひいらしてください!!!。


バイトも募集中です。

・週六日制

・一日三食おやつ付き

・仕事内容「 家事全般 」

・交通手当付き

・女性限定!!!

・月給制{ 月給三十万 }


の条件で募集していますのでぜひいらしてください。

                               某新聞広告欄より




「ねぇーパ・・・おとうさん」



「なんだい?私の可愛い娘よ。素直にパパってよんでいいんだよ。」



「なんでお父さんが椅子に縛り付けられてるかわかる?」



「う~~ん・・・パパにはさっっぱりわかんないよ~。だ・か・ら、パパがなにをしちゃったか


教えてほしいなぁ~我が愛しのゆ・い・ちゃぎゃああああああああああああああああああああああああああ


ああ。やめて!!!スタンガンはさすがにきつい!!!パパはゆいちゃんをそんな悪い子に育てた


覚えはありません!!!」



「この新聞の内容はなに?」



「あぁ~それね。いや~パパね、家事が全然できないでしょ?だから、家事ができる人を


雇おうと思ってうええええええええええええええええええええええ。ってなんで?!!!


今、素直に聞かれたことゆったよね!!!」



「ゆいが聞いてるのは、バイトの条件。バイトの人に、ご飯をだせるほどお家にお金もないのに


なんであんな条件でだしたの?そもそも、なんでバイト募集したの?もし来たらどうするの?」



「わかった!!わかったよ!!ゆいちゃん!!!もしバイトの人が来たら断るから!!!ねっ!ねっ!!」



「・・・・・わかった。」



「ありがとう!!!ゆいちゃん。じゃ~この縄ほどいてくれる?ずっと同じ姿勢だからそろそろ疲れ・・」



「だめ。お父さんには、まだやることがあるから」



「もう~イジワルしないでよ~。そ・れ・に~縛られたままだったらなにもできないでしょ?」



「大丈夫。お父さんがすることは面接にきた人に謝る事とその誠意をみせることだから。」



「???。それはどうゆうい・・・待ってゆいちゃんそれって」



「お父さんには面接にきた人ひとりにつきビリビリなってもらうから。」



「ゆいちゃん!!!」



「何人面接の人が来るのか楽しみだね。パ~パ」



「もぉ~。そんな笑顔でパパって・・・待って!!!お願いゆいちゃん!!!許して!!」



ピンポーン



「誰か来た見たい。どっちか確かめてくるね。パパ」



「いやあああああああああああああああああああああああああああああああああ」





















  

お待たせしました。本編スタートです。

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