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平凡勇者の異世界渡世  作者: 本沢吉田
07 原始ダンジョン偵察編
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077話 (幕間)ソフィー


私は下着姿にされ、マグダレーナ様と侍女と採寸師に食い入るように見られていた。


体の隅々まで視姦された。


同性に体を舐めるように見られるのはキツいものだと初めて知った。


もし「全部脱げ」と言われ、ビトーに贈られた下着を手に取られて検分されたら、たとえ相手が上級貴族の奥方であっても耐えられなかったに違いない。



泣きそうになっているところにビトーが入ってきた。


必死に目で訴えた。


公爵夫人が下着についていろいろと尋問すると、ビトーは「私があつらえた」とあっさりと追求を引き受けてくれた。



その後、パンティのところで一気に雲行きが怪しくなったが、機能性重視を説明して切り抜けた。


ムダ毛の手入れをしないと履けないこと、足を長く見せる効果、お尻を美しく見せる効果は内緒に出来た。




マーラー商会では、ビトーは私の読みに感心していた。


あれは読みじゃない。


私は商人の教育を受けているので、貴族を相手に商売をする時の注意点として知っていただけだ。


そんな私を褒めてくれる。


面映ゆい。



そんなビトーに私は初めて「あなた」と呼んでみた。


気付いているのか、いないのか。



夜は律儀に私を慰めるビトー。


ええ。


今夜は思いっきり慰めて欲しい。


私はビトーの女。


心でも体でも確認させて欲しい。


私にだってそんな日はある。




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