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ろうそく

作者: ヨシノレン

 今日はシノのたん生日。お母さんがシノのために大こうぶつのからあげを作ってくれて、お父さんはシノのためにケーキを買ってきてくれた。シノはそんなお母さんとお父さんが大すき。本当は友達も家に来てほしかったんだけど、みんな用事があるみたい。でもシノはおとなだからみんながいそがしいってわかってる。だから、無理に来てなんて言わない。

 シノ、ごはんよー。お母さんの声が聞こえて小走りでリビングに行った。そこにはごちそうがいっぱい。おいしそう。こんななにげないことが幸せに感じるのです。だからお礼はしっかり言わないといけない。お母さん、ありがとう。

 いただきますを言ってからごはんを食べる。本当にお腹いっぱい。とくにお母さんのからあげはおいしくていっぱい食べちゃった。まだお父さんが買ってきてくれたケーキもあるのに、食べられるのかな。でも残すのは良くないから食べる。あまいものはべつばらって言うしね。それからお父さんがケーキをれいぞうこから出してきてくれた。チョコレートのホールケーキ。おいしそう。早く食べたいなって思っていたら、お母さんがケーキの前にプレゼントがあるのって言った。お母さんはちょっとお父さんの方を見ながら小さいはこをテーブルの上に出した。なんだろう。あけていい? そう聞いてあけたらネックレスが入っていた。すっごくかわいい。シノはうれしくなっちゃってありがとうって言ってその場でネックレスをつけてみた。とってもうれしいプレゼントで、泣きそうになった。

 それからお母さんがケーキにろうそくを立ててくれる。真ん中に3本とその周りに5本。ろうそくに火をつけて電気を消すとケーキがすごくおいしそうに見えるんだ。シノはふーってしてろうそくの火を消した。ちょっとの時間くらくなってたけど、すぐに明るくなってお父さんとお母さんがはくしゅをしてくれる。シノ、35歳おめでとう。お母さんがはくしゅをしながら言った。シノはありがとうって言って、ほうちょうで切ったケーキがシノの前におかれるのを待っていた。


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