ニュースサイト今昔
昭和生まれなんで、昔の話をしようと思います。
子供のころ家にあったのはワープロでした。
両親が仕事に行ってる時間に、こっそりワープロで遊んでました。
簡単な物語を作って印刷して、データは保存しないで削除してました。
(だってファイルが見つかったら恥ずかしいんだもん)
ワープロで印刷された自分の物語は、自分の下手くそな手書きの文字ではなく、明朝体効果のおかげか、売ってる本みたいに思えて、プロローグを書いては喜んでいた記憶があります。
(たしか2代目のワープロは予測変換機能があったため、親が仕事で使う時に私が入力した字列が出現し、創作活動していることがバレました。とっても恥ずかしい黒歴史です)
それからパソコンが誕生し、我が家のワープロさんは私の机の上にお引越しして来ました。ワープロさんの所定位置には初代パソコンさんが収まることになりました。
完全に未知の機械だったので、パソコンで遊んでみようかなって思うようになったのは家の常設パソコンがノートになったころからでした。
なんかやらかして、親の仕事のデータを飛ばしたりとかしたらやばい……。
そんな感じでビクビクしながら触っていたのを覚えています。
未だにそこまでパソコンに詳しくはないですが、小説を書くのはやっぱりスマホよりはタイピングの方が何倍もスピードは速いです。スマホだと全然進みません。
余談ですが、キーボードの配列って、もっと効率的な配置があるらしいですね。
ほとんどの人が今の配列に慣れてしまっているから、早急に変わる予定はないらしいですけど。
と、まあ、こんな前ふりで私の大体の年代を推測していただくことにして。
私がスマホを持ち始めたのは社会人になってから。
ネットでいつでもどこでニュースが読めることに感動しました。
もしかして、もう新聞っていらないんじゃない? そんなことを思いました。
あの当時はまだネットニュースって、ちゃんとニュースだったように思います。
新聞で読むような記事とか、ニュース番組で読まれるような内容がほとんどだったと思います。
今みたいに素人が書いたような、文章に一貫性がなかったり、論点がずれてたり、そもそも何が言いたいのかがさっぱり不明な文章には出会いませんでした。
今は……。
正直私には、読む価値のあるような記事がほとんどなくなったように感じています。
ただ読みされるようなものに、コストをかけるのなんて無駄ですからね。
無料で読める記事の質が低下していくのは必然。
質の高い情報や文章を収集するには、ある程度の対価を支払わないと。
そうは思うけど、じゃあどこならいいんだろう?
そういう疑問を持ちながら、自分が対価を払うべき対象を探すことにしました。
対価を払うとどの程度の情報に到達するんだろう。
とても興味がありました。