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オモテはとても清楚な彼女、ウラはVTuberの桃坂カスミ  作者: 風凪漆黒
第1章 始まりー始まりー
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俺の妹が来る!

「拓也の妹が来る!?」

リビングで霞は大声を出した。

「拓也妹いたの?」

「うん、2人。」

1分前。俺と霞は入学式から帰って来て、スマホを見たら、お兄ちゃん私もお兄ちゃんがいる学校に行くことになったよ!、とLINEがきていた。

「もしかして、同い年?」

「いや、2つ違いだ。高校に飛び級してきたんだと思う。昔から頭良くてな。」

と俺は笑いながら言った。

「で、妹さんはいつ来るの?」

「LINEでは10分後ぐらいにだと。」

「ふーん」

「あ、あとここで過ごすことになってるらしい。一応、霞のお父さんにも言ってあるって。」

と話している時。ピンポーンと音がした。

「もう来たのか。」

俺はそんなことを言って、霞と一緒に玄関に向かった。

俺は扉を開けたその瞬間、急に俺に向かって飛んできた。

「お兄ちゃん!」

妹は抱きついてきた。

「この子が拓也の妹?」

「ああ、そうだ。」

「こんにちは。桃坂霞さん。私は進藤雪羽と申します。」

雪羽の挨拶に少し戸惑う霞。

「へ、へぇ、拓也の妹さん礼儀がいいのね」

なぜかカタコトになりながら霞は言った。

「私、雪羽はお兄ちゃんと将来結婚する予定なので」

「け、け、結婚!?わ、私だって、拓也と結婚するんだからね!」

「おい、2人とも俺は結婚なんか約束した覚えないぞ!」


「それじゃあ、いいわよ、勝負だ!進藤雪羽!」

「良いでしょう、桃坂霞!」


俺の言ったことなどスルーされた。

「ちょっと待て待て!」

俺は必死に2人も引き離そうとするも全く離れない。

「勝負内容は料理勝負です!桃坂霞!」

「え、それは・・・」

「え?もしかして、料理作れないんですか?」

「い、いや、そんな事ないし!」

2人の睨み合いに俺はなにも手出し出来ませんでした。


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