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オモテはとても清楚な彼女、ウラはVTuberの桃坂カスミ  作者: 風凪漆黒
第1章 始まりー始まりー
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今日は入学式!

チリンチリンとスマホがなる。

俺は目覚ましを止め、起き上がり、カーテンを開け、窓を開けた。

「よし、晴れてる!」

今日はきっといい日になる。

そして、俺は昨日ハンバーグを作った台所に向かい、朝ごはんの準備をする。

目玉焼きを作り、トースターでパンを焼く。

「おはよう」

あくびをしながら起きて来たのは霞。

「実は私も入学式なんだ」

少し、眠りながら言った。

「え、そうなの?」

俺は朝ごはんの準備を一時停止させた。

「私も今日から拓也と同じ高校1年生」

「そうか、まぁよろしくな」

俺はよく分からないが、とりあえずよろしく、と言った。

「「ご馳走様」」

俺と霞は朝ごはんを食べ終わると身支度をし、学校へと向かった。

「ところで、霞、めっちゃ清楚だなまぁ家では清楚じゃないって訳じゃないけど、より清楚だなと思ってな。」

霞は肩の長さまである桃色の髪をポニーテールにし、より透明感が出ていた。それに制服はくっそ似合ってる。

「そう?まぁ私、アニオタってやつだし、まずそんなに家に出ないし・・・」

ん?アニオタ?俺は霞はそんな人だっけと思いながら質問する。

「霞ってアニオタなのか?」

「え?私の部屋見てないの?あの時見えてなかった?」

あの時って言うのは初めて出会った時のことだろう。あまり見ない方がいいと思って見なかったけど。

「見てない」

「まぁいいわ、でもこれだけは約束して、私、小さい頃からアニメがめちゃくちゃ好きだけど友達には一切話してないから。だから言わないでね。」

俺は思ったこれは隠れオタクなのかということを。俺は「分かった」と言った。

そう話しながらいつの間にか、学校に着いた。

門には「南ヶ丘高校」という学校の名前の看板。門をくぐった先には桜の木が無数に生えている。花びらが俺らを迎えてくれているみたいにたくさん花びらが舞っている。

俺と霞は校舎に入る入口に止まり、自分のクラスを探す。

「私は・・・3組!拓也は?」

「俺は・・・俺も3組」

「やった!拓也と一緒じゃん。よろしくね!」

「うん、よろしく。」

そして、2人は1年3組の教室に入って行く。


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