第1球:部活見学中
・この話は文章力が著しく欠如している駄作者が書いている話です。
・それに加え更新は多分、不定期になるでしょう。
それでも読んで下さる方がおりましたらよろしくお願いします(ペコリ)
※【ぜつしん】と同じ時代の私立西剛高校での話です。
2xxx年、春――
新たな芽吹きの季節……そんな時にムサイ男といる僕はなんて不幸なんしょう?
ま、女といたからといってもダルいだけなんだろうけど。
「おめぇもサッカー部に来いや!悠太」
「パス……めんどそうだから。それにココのサッカー部レベル高いんしょ?」
西剛高サッカー部はレベルが高い、ほんとっに半端なく。
西剛中のサッカー部でさえ、強豪クラスなのだがその繰り上がりとスポーツ推薦での優秀選手で固めている西剛高のサッカー部は県一と言っても過言ではないと思う。
そんなクソめんどくさそうな部活はパスでしょ。
「だるそうっておめぇな、じゃあ何で部活動見学なんてやってるんだ?」
「ん?部活やってた方が印象良さそうでしょ?将来的に」
「お、おめぇな……ったくソコソコ運動神経は有りそうだってのに勿体無ぇ」
「無理無理。ココのサッカー部ありえんしょ」
「おめぇならイケルって何せ――」
「――松葉翔とかいう奴に似てるからとかは聞き飽きたって、な?丹波」
このゴツくてムサイ男は、丹波勝治。
西剛高校に入学した時にイキナリ「おい、松葉!」とか間違えてきてくれた男です。
それが元で丹波と知り合いになってしまったというわけ。
「ったく。顔は双子かと思うほど似てやがるのに性格は違うってな」
「はいはい。とにかくサッカー部はパスパス」
「オレ様が誘ってやってるってのにな」
「はいはい。鉄壁キーパー様からお誘い頂けるなんてコーエイです」
そして僕は、スタスタと体育館に向かっています。
外でやってる部活は全部めんどくさそうだっらからね。
―― 体育館内の部活その1(バスケ部)――
「……外の部活と同じくらい、めんどくさそうっしょ」
―― 体育館内の部活その2(剣道部)――
「暑そう、暑苦しそうっしょ」
―― 体育館内の部活その3(バレー部)――
「男子少なすぎ。これは気まずいっしょ」
―― 体育館内の部活その4(バトミントン部)――
「ほぅ、これは中々ありっしょ」
―― 体育館内の部活その5(???部)――
「ほぅ……これは素晴らしいっしょ!!!」
「どうした悠太?何がそんなに良いってんだ?」
「この狭い面積に凝縮された青春……感動っしょ!!!」
僕がそういったの聞いた後、丹波は怪訝な目をして僕を見た。
「つまりおめぇの言葉を正しく直すと【あまり動かなくて楽そうで最高】ってことだろ?」
「Eine korrekte Antwort」
「は?何だよその言葉はよ?」
「ドイツ語で正解っと言ったんしょ」
もし僕のドイツ語が間違ってたら、僕じゃなくエキサンド翻訳に文句を言って下さいね。
「はぁ…おめぇ、そんな適当に決めちまっていいのかって……おい!?」
「ん?何さ?」
「何書いてんだおめぇ!」
僕の手元に目を落とすと――
【入部届け 卓球部 1-3組4番 一ノ瀬悠太】
「見たまんまっしょ?」
「だからおめぇはそんな簡単に!」
「さて?部長はどこかな?」
僕が丹波のお節介を軽く流してあげると、丹波はがっくりと肩を落とした。
そして僕がキョロキョロしてると一人の女子が此方に向かって歩いてきた。
「あっ、もしかして新入生君か?どうしたどうした?お姉さんに言ってみ?」
「………」
「あっ、アタシを不審者面で見てるな?しょうがない特別にアタシから名乗ってしんぜよう。アタシは女子卓球部の部長、平井彩乃のさ」
なんなんでしょう、このハイテンション&マシンガントーク女は?
……と、ともかく目的を達さなきゃね。
「男子卓球部の部長はどこにいますか?」
「あっ、健ちゃんの事探してたのか。ナルホドナルホドー、って事はキミは入部希望者か?ワーオ。入部届けならアタシが渡しておいてあげるから」
それだけ息継ぎも無く言い終えると、僕の入部届けをグワシッと奪った。
正直、この女の人に預けるのは少し不安なんだけどね。
そして僕の卓球部員としての日々が始まることとなった。




