表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
25/77

25 報告

 (アカリ)


 夕方まで、ゼロ達とディスクで遊んでいたら、シズクが転移で帰って来た。


「あっ、シズク~お帰り。」


「ただいま戻りました。」


 シズクに転移先の事をあえて聞かない。全てを任せると言ったからね。彼女の方から報告するまで、待つつもりだよ。


「それじゃゼロ、みんなもまた遊ぼうね。」


「「ウォン」」


 シズクと一緒に屋敷の中に入ってキッチンに、向かう。夕食を食べ終えて、サーシャと2人でお風呂に向かった。


 シズクも誘ったのだけれど、レフィ達に今日の報告をするのだろう。用があると言われた。


 脱衣場で裸になり、ワタシは恒例のサーシャのお体チェックをする。


 まずは、髪。肩まで伸びる金髪のストレートヘアだね。次は顔。エルフなのでもちろん美人さん。だけど、シズクとタイプが違って、キリッとした美人ではなくて、サーシャは可愛い系だね。 


 このまま600歳迄、変わらない若い姿なのは、世界中の人族の女性を敵にまわすでしょ。


 胸は圧倒的に残念だ。これ以上は触れない方がいいだろう。ちなみに下の毛も、エルフは金だったよ。


 チェックも済んで、お風呂の中に入ると、これまた恒例の、ゼロの家族がお座りをして待っていた。


 ゼロ達は私以外にあまり触らせないので、1人で4匹を丁寧に洗った。ワタシはサーシャと洗いっこしてからお湯に浸かる。


 イチとイチ子を抱っこして、お湯に浸かっていると、ディーネが現れる。


「海の調査はどう?」


「生物は沢山いるのですが、知能が高い生物はまだ見つかってません。食べられそうな海の魔物が、沢山いるのですが狩りをしますか?」


「今のところ食料に困ってないから、精霊の手を借りなくてもいいかな。」


「遠くまで地形を調べたのですが、東のずっと遠くに大陸が、見えました。」


 じゃあこの島は、少なくとも大陸の西にあるんだね。


 シズクの転移先が気になってきた。でも、報告があるまでは我慢、我慢。


 イチとイチ子がのぼせる前に上がる。そのあとサーシャと別れて、自室に戻り、精霊達と眠くなる迄トランプをしてから、4匹に囲まれて眠った。


 (サーシャ)


 アカリさんと別れた後、帰らずにキッチンに向かった。


 予想通り、シズクさん達が話し合いをしていたわ。きっと今日の報告をしているのだろう。私も参加させてもらう。


「今日、私が転移した場所は、パルテア王国と言う人族の国で、その西方にあるプルナ山と呼ばれている山の麓です。」


 パルテア王国か。サビロニア帝国と同じ人族の国だわ。詳しい事は解らないけど、人族の国だしサビロニア帝国と、似たり寄ったりだと思うわね。


「転移した後、周辺を探索して、危険な生物がいないのを確認しました。」


「それじゃ私達も、一緒に行けると言う事ね。」


「明日は、ベイスにもついて来てもらいます。そして我々の仮の拠点になる、小屋を建てて欲しいのです。」

 

「うむ。任せるのじゃ。」


「プルナ山の麓には、樹海が広がっています。明日はそこの調査を行う予定ですので、参加する者は名乗り出て下さい。」


 私はいち早く手を挙げた。


「私も参加させて貰いたいです。」


「いいでしょう。その代わり気づいたことや、知っている事は、言ってくださいね。」


「勿論です。」


 よし、許可がでたわ。少しでも役に立ちたいからね。


「それじゃ、俺がオリンピアに残ろう。」


 ライさんが守ってくれれば安心ね。私は訓練で、彼の強さを身をもって知っている。彼の近接術は、誰にも真似できないくらいにすごいもの。


 それでいて彼は、自分にすごく厳しいのだけど、周りにはとても優しいのよ。密かにエルフの独身女性達に、人気があるわ。


「私も行くわ。よろしくね。」


 レフィさんは、ライさんの双子の妹なんだけど、性格は似てないわね。彼女はエルフの魔法使いを鍛えてくれている。良く話をするのだけど、食べ物のことが多いの。だから、きっと食材目当てね。


「それでは、明日のメンバーは、サーシャ、レフィにベイス、それと私でよろしいですね。」


 みんな返事をして、話し合いは終了し、そのまま宴会に突入する。きっと朝まで飲むんだわ。


 私は、家に帰るためキッチンを出た。家に着くと、家族が報告を待っていた。


「みんな、シズクさんの転移で着いた場所は、パルテア王国のプルナ山の麓だったみたいです。」


「そうか。サビロニア帝国だったら、エジャの森がどうなったか、確認するために連れて行って貰おうかと、思っとったがな。」


 私達の里がどうなったか気になるものね。


「それで、少しでも役に立ちたいのと、エルフ達の為に明日、シズクさんに着いていくことにしたから。」


「そうか、サーシャよ。頼んだぞ。」


「うん。任せて。それじゃ準備しないと。」


 そして、私は部屋に戻り、明日の準備をして眠った。




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ