表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
13/77

13 もふもふ

 基本昼食は、個人の自由にしているので、今日はキッチンに、ワタシ達以外誰も来ていなかった。


 エレナが作ってくれた試作の、いのししの肉を使っての丼もの、その名もいの丼を食べた。


「お嬢様、いの丼はいかがでしたか?」


 厨房から出てきた、エレナが聞いてくる。


「ごちそうさま。いのししの肉は、揚げても美味しいね。絶品だったよ、また作ってね。」


「かしこまりました。」


 そういってエレナは、厨房に戻って行った。


 さて、今日の午後の予定を考えてみる。


「午後は、もふもふで始まり、もふもふで終わろう。」


「かしこまりました。私は別件があるので失礼しますね。」


「うん、了解。」


 ワタシに了承を得ると、シズクはどこかに転移した。


 精霊以外で、初めての現地の住民、ゼロの家族とスキンシップをするため、1人で庭に向かう。


 一人と言っても、聖域内では常に精霊達が、ワタシの周りをぷかぷか、漂っているんだけどね。


 どうやらまだ、ゼロ達は散歩から帰って来てないようなので、世界樹のようすを確認する。


 トコトコ歩いて、前まで来て世界樹を見ると、植えた時と変わらず、大きさは2メートル位だった。


 その周辺を無数に各属性の精霊たちが、ぷかぷかと漂っている。世界樹を見守っているのだろう。


 次に、隣の聖なる炎を見る。綺麗な赤い炎に、火の精霊たちが群がっている。

 

 どちらも、問題ない事を確認していると、ゼロ達が散歩から帰って来た。


 ワタシのことを確認すると、イチとイチ子が、走り寄って来たので、両腕で2匹を抱っこする。

 

「みんな、お帰り~、どうだった?」


 ―ただいま神様、さすが聖域だな。どこも精霊であふれていて、凄く驚いた―


 ワタシは両腕のもふもふを、十分堪能したので下におろして、さっきふと思いついた、フライングディスクを召喚して、空に向かっておもいっきり投げた。


 反応したのは、ゼロ子だった。素早く走ると、落ちる前に口で、ジャンピングキャッチした。


 ゼロ子は口に咥えて戻って来ると、しっぽをはち切れんばかりに振り、褒めてオーラを出す。


 ワタシはディスクを受け取ると、ふさふさな黒毛を、わしゃわしゃして褒める。


「このディスクを今のゼロ子見たいに、一番最初にキャッチする遊びなんだよ。それじゃ次行くよ~」


 もう一度ディスクを投げる。今度は、ゼロの反応がいい。そのすぐ後をゼロ子が、だいぶ遅れて

子供達が、よたよた走っている。まだ子供達には早いね。


 ゼロがキャッチして戻って来る。ゼロ子のように褒めてオーラが出てるので、ふさふさな白い毛を、わしゃわしゃして、褒める。


 その後、ワタシの腕が上がらなくなるまで、続けた。ゼロ達の体力をなめてたね。


 庭の芝生で、4匹に囲まれ、もふもふしながら寝そべっていると、セバス、エレナ、アンズが、屋敷から出てきて、夕食のバーベキューの準備をし始める。


 と言っても、魔法袋から出すだけなので、すぐセッティングが終了し、セバスがワタシを呼びに来た。


「準備が整いましたので、こちらにお越しください。」


「うん、それじゃみんな行こうか。」


 ゼロ達とテーブルに向かうと、いつの間にか、みんな集合していた。


「それじゃ、みんな食べようか。いただきます。」 


「「「いただきます。」」」


 大量の、いのししとダークベアーの肉が、テーブルに置かれている。鉄板は2つあり、焼くのはメイドのエレナとアンズが、それぞれ受け持っている。もちろんワタシは、食べる専門だ。


 ゼロ達は、生のいのししとダークベアーの肉が、地面に置かれて既に群がって食べている。


「焼けた肉から、どんどん食べてください。」


 いのししの肉は食べたけど、ダークベアーの肉はまだだったので、そちらからいただく。肉の感想はいのししの肉より癖があって、歯応えもある。勿論、美味しいよ。


 肉ばかり食べていたら、シズクに注意されたので野菜も食べる。勿論、お酒もいただいているよ。

 

 そして大量にあった肉は、瞬く間になくなって、バーベキューはお開きになった。


 片付けはメイドにまかせて、ワタシは部屋に戻った。なぜだか後ろを、ゼロ達が着いて来ているんだけどね。


 部屋に入るといつものごとく、精霊達が集まり、トランプをしている。


 ベッドに入ると、ゼロ達4匹も一緒に入って来る。そしてもふもふしているうちに、いつの間にか眠っていた。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ