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嘘の魔法使いと嘘の世界  作者: 録音ソラ
序章 すべてのはじまり
2/7

私のプロローグ

ある国の一人の少女のプロローグ

私は母に憧れていた


ある時は騎士、ある時は王、ある時は母


そんな母に憧れていた


けれど、私にはそのように振る舞うことなど出来なかった


それでも、母に近付くため、剣術や魔法を鍛えた


近付くためには他にも成さなければならないことは分かっていた。でも、自分に出来るのはこれしかないと思って、それだけをただひたすらにやっていた


ある日、母は言った。この世界の全てがこの国のように、あるべき世界の在り方であって欲しい、と


何を言っているのか、私には理解できなかった。聞けば、この世界は神によってあらゆる欲や思想、希望が奪われてしまった。そんな自由のない世界から、偽りの世界から、本来の姿を取り戻し、真実の世界を見たいとそう言っていた


私はそんな母の力になりたいと、真実の世界を見たいと思った


だからこそ、その為にも今はこの剣を抜こう


ー君自身にはそんな力はないよ


それでも、私は母のために、真実のために


ーそんなにも見たいのなら、わたしが力を貸してあげよう


力をくれると言うのなら、その力を使ってでもあるべき姿へ


ーなら、わたしは君の力になろう。君の望むままに


そして、私は王となった



世界をあるべき姿へと戻そうとする、私のお話

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