これまでのあらすじ 第一章~四章
一から読むのがポリシー!という方は、華麗にスルーしてください。
タイトルの通り、一話からのあらすじを原稿用紙二枚分にまとめてみました。
久しぶりにアクセスして、もう話を思い出せないというリピーター様や、気になるけれど時間がないという通りすがりの皆さま、最終章だけつまみ食いしようかしらというご新規様など、もしよければ、一読ください。
≪これまでのあらすじ≫
童貞フリーターの田中(二十七歳)が、交通事故から目覚めると、ゲームの世界の金髪美少女バトルマスター美麗アスカになっていた。どうやら、ここは、自身が専門学校時代に制作したシナリオの世界であるらしい。美少女中学生の姿に戸惑いつつも、標準装備の魔法ステータスと頭脳にインプットしている攻略データーをもとにして、学院に襲い掛かるモンスターに立ち向かう。拳銃使いのシスター三鈴聖音や、ロリショタ担当ケモ耳召喚師の大上るう、美少女バトルマスターの正体をおっさんと知ってなお美麗に熱い視線を送る吸血王子アレクシス・キュラ・ダイモーン二世も忘れてはならない仲間である。
そして、またひとり。十二年の封印から解かれた魔女金剛まみ(まみりん)が学院のメンバーに加わった。彼女は学院の守り神と呼ばれる動力装置、守り神プロジェクトの開発責任者である。
ある日、美麗(=田中)とまみりんは、実験室で、モンスターの襲来に合う。協力タッグで無事解決することはできたが、その間、モンスターの作りだす精神世界で、田中は、専門学校時代に自殺した友人中村に会った。人口知能となり成長を続けていた中村は、田中のシナリオを元にこの世界を生み出したという。また、彼は王子アレクシスの姿に扮して田中を観察していたらしいことも匂わせる。彼の横暴さを感じ、“手を組もう”と呼びかけられるも、田中はその声に応えなかった。現実世界の自分が集中治療室で生きながらえていることを知ったのも左右したのだろう。
意見を決裂させて精神世界から戻った田中は、畔上七子の残酷な死に直面する。それが神となった中村からの挑戦であることを悟った田中は怒りに燃え、彼を倒すことを心に誓うのであった。拳の中に中村が去り際に残した銀の弾丸を握りながら。
昨日、あとがきで申しました通り次回から最終章の突入です。また、偶然お目にかかれることを願って。でわ。




