プロローグ 修
修正したけどひどいね、自分を殴り飛ばしたい
ワイはwin-winが最強やと思ーとる。
よくラスボス戦で、
敵「私と手を組め!」
主人公「嫌だ!」
なんて場面をよく見かけるが私にはこの主人公が理解できないですはい。
敵は力を手に入れ世界を掌握し、自分は世界を統べる者の右腕になる。誰も血を流さずにすむ、正に理想的な事じゃなですかー!
民が反抗するなら武力制圧。
国が反抗しても武力制圧。あ、血ィ流れたわ
まぁ、国の御偉方にはそこそこの地位を与えれば懐柔できますしおすし。
つまり自分だったら世界征服など余裕。などと腐った考えかたをしていた罰なのだろうか、今私、江ノ本 礎枌(えのもと そそぎ)は──────
─────見知らぬ森にいます☆
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何故こんなことになったか考えても答えは一向に出てこないので、この後のことを考えることにしますた。
「どう考えても餓死√ですありがとうございました」
希望がまだあると信じたい。腹の虫がさっきから五月蝿いが信じたい。
とりあえずこの後のことを真面目に考えよう。
「王道異世界物だとモンスターとのエンカウントか、襲われている少女とのエンカウントだな。うん。」
どうか後者でありま──
「ギャオォォォ!!!」ニーチェ正しかったは
*
なんというかアレだ、蛇がまんまでかくなった感じだガ○ラの如く。
「美少女はッ!美少女はまだなのかッ…!」
まだ自分に不思議ぱぅわぁーがあるとも限らないので、今から来るであろう美少女に命を託すことにした。
***
「……………」
「ギャオォォォォォ!」
「…………………」
「Gyaoooooooooo!!!」
遅くない?かれこれ十分は、この状態だよ?蛇に睨まれた蛙とは、正にこの事だよ!あちらさんが空気読んでくれてるから良いもののもう無理だよ! メンタルが!返せ!最初の軟派だけどホントは強いヤツな脳内プロローグの俺を返せ!
…………もう泣くぞぉ………………………いい歳した青年が泣いちゃうぞぉ~~?いいのかぁ~~?見るに耐えない参事になるぞぉ~?
なんてアホなことを考えていると、草むらを掻き分ける音が近づいてきた───────