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[IF]例えば、王様が2〜想うひとと生きる未来〜

夢星 藤姫様、朱鳥 皇星様、栗ちまき様、Twitterより音坂様リクエスト。

こうしてみると、意外と人気でいらっしゃる……。


Attentionは必読ですよ!


 ――Attention!!

 このお話は、「もしもジュークがディアナにべた惚れしたら?」という設定のもと書かれたIF小説、「例えば、王様が」の続きとなっております。ジュークのキャラが本編とはまるで違ったものに変貌しているほか、シェイラやカイなどのその他主要登場人物が完全に空気というか、そもそも出てきません。

 カップリングにこだわりがある方、「カッコいいジュークなんてジュークじゃないやい!」な信念をお持ちの方などは、閲覧ご注意ください。

「まぁ番外編だし、ていうか需要あるの?」な方々。あるんですよIFジューク、作者も驚いております。

「そうだよ、待ってたんだよIFジューク!」な皆様、お待たせいたしました。


 では、お話をどうぞ。











 王宮中の誰もが予想していなかった、若きエルグランド王国国王の寵愛を得ることになった娘。それは、かの悪名高き『クレスター伯爵家』から後宮にやって来て、並み居る侯爵家相手にどのような手を使ったのか、側室筆頭『紅薔薇』に収まった、ディアナ・クレスターだった。他人の不幸が何よりの娯楽、男を手玉に取るのもお手のものと言われる『咲き誇る氷炎の薔薇姫』の手練手管に、女慣れしていない王は抗う術を持たなかったのだと、王宮は一時悲愴な空気が漂っていた。

 しかし同時に、王の寵愛は長く続くことはないだろうとも、貴族たちの間では囁かれていた。人間、付き合いが長くなればなるほど、気も緩んで本性が見えてくる。『氷炎の薔薇姫』の残酷な本性を見れば、正義感に厚い王のこと。これまで気持ちを傾けていたからこそ失望は激しく、側に寄せることもなくなるだろう、と。


 ――シーズン開始の夜会で、仲睦まじく微笑み合う二人が、王国中の貴族の前に姿を見せるまでは。


 夜会にて、王は新『紅薔薇』を片時も傍から離すことはなく、彼女が他の男に話し掛けられるのさえ、厭うそぶりを見せていた。新『紅薔薇』はそんな王に困惑しつつも、彼の意を汲んで近くにおり、ダンスに誘われる毎に王に承諾を得るなど、貞淑な娘を上手に演じ。誰が見ても、王が新『紅薔薇』に首ったけなのは明らかだったのだ。

 また、『紅薔薇』と呼ばれるようになったディアナ・クレスターが、王の寵愛だけを頼みにするだけの小娘でないことも、既に明らかだった。彼女は王の寵愛を武器に後宮内で勢力を伸ばし、『紅薔薇派』と呼ばれる派閥を結成。名実共に後宮の頂点に立たんとすべく、暗躍を続けている。そんな彼女に危機感を抱いた義侠心に溢れる娘たちが、『牡丹の間』側室リリアーヌ・ランドローズを中心に集い、『牡丹派』としてディアナの悪行を食い止めようとはしてくれているが。

 ディアナ・クレスターの権力欲によって、後宮内で派閥争いが勃発したことは、王の耳にも入っているはずなのに。あの悪女がよほど上手く王を言いくるめたのか、今のところ後宮の争いについて、王が仲裁に入る気配はない。


 王国の行く末に暗雲が立ちこめるのを、古くから続く家の貴族たちは、嫌でも感じざるを得なかった――。






 シーズン開始の夜会が無事に終わった、翌日の夜。

 いつものように『紅薔薇の間』をこっそり訪れたジュークは、いつにも増して不機嫌だった。


「あれほどあからさまに蔑まれて、よくそなたは平然としていられるな」

「あれが『クレスター家』に向けられる視線の大半ですよ。いちいち気にしていたら、社交なんてやってられません」


 ジュークが自分のために怒ってくれていると、それこそ昨日から分かっていたから、逆にディアナは落ち着いていられた。昨日はあの混沌とした状況を逆手にとって、自分に向けられる感情をものさしに、貴族をある程度区分けする余裕すらあったのだ。できればもう少し深くまで探ってみたかったけれど、あんまり離れるとジュークの不機嫌が爆発しそうになるので、距離を上手く取りながら。

 昨夜は腹が立ってもそれを表に出せなかったせいか、取り繕う必要のない今夜、ジュークは昨日の分まで不機嫌だ。ソファーに乱暴に腰掛けてぶすくれる彼に、ディアナは苦笑しつつ用意していたハーブティーを淹れる。


「今日の陛下はご機嫌ナナメだろうと思ったので、気持ちを落ち着ける効能のあるハーブを甘さ重視でブレンドしました」

「……そうか」


 ジュークの前にカップを置き、いつものように正面に座るため机を回ろうとしたところで、手首を強く掴まれた。身構える間もなく、ぐいと引っ張られてジュークの真横に座らされる。


「へ、陛下?」

「俺の機嫌は悪いのだろう。慰めてはくれないのか?」

「えっと……」


 少し考えて、ディアナはそうっと手を伸ばし、さらさらしたジュークの銀髪を撫でた。


「昨日はお疲れさまでした。よく、我慢なさいましたね」

「他ならない、そなたとの約束だからな。『夜会で何があろうと、怒りを表に出さない』と」


 ジュークの長い腕が、ディアナの背中に回る。ぎゅっと抱き締められて、なでなでは強制中断された。

 当初は触れられるだけで固まっていたが、スキンシップ過多の男性と毎晩過ごすと慣れるもので、今ではジュークとゼロ距離であっても、普通に言葉がぽんぽん出てくる。


「少しヒヤリとする場面もありましたが、概ね上手に乗り切ってくださって、安心いたしました」

「あの約束がなければ、そなたに無礼な態度を取っていた貴族を片端から、処罰にかけるところだ」

「女一人のためにそのようなことをしては、陛下の御名が不名誉な形で歴史に残りましょう」

「だが、そなたの顔だけ、噂だけで人柄を判断して悪女と決めつけ、そなたが真実何をしているのか理解しようともしない者どもなど、(まつりごと)においても偏った判別しかつけられぬであろう」

「偏りが必ずしも不利益ばかりを生むわけではありません。陛下も昨日でお分かり頂けたことと思いますが、わたくしが『紅薔薇』であり、陛下にお通い頂いていることを好意的に受け止めておられない方は、非常に多くおいでです。彼ら全てを(まつりごと)から締め出してしまっては、日常の業務すら滞ってしまいます」


 ジュークの、腕の力が強くなった。それでもディアナに痛みを与えないよう、加減してくれているのが分かる。

 優しい、優しい、国王陛下。素直で清純な、その心が眩しくて、ディアナはそっと目を閉じた。


 入宮初日の夜、何故かジュークに気に入られて。二日目は、ベッドで一夜を共にした。できるだけ邪魔にならない場所で眠ったはずなのに、驚くことに目が覚めたら彼の腕の中で、全力で狼狽えたのをよく覚えている。かろうじて悲鳴をこらえ、腕の中から抜け出そうともがいたところでジュークを起こしてしまい、謝るべきか詰るべきかで悩んだり。かなりスッキリした顔で、「そなたを抱き締めて寝るとよく眠れて気持ちがいいな」と言われたときは、反射的に「抱き枕ですか私は」と返して笑われた。

 何がそんなに気に入ったのか不明だけれど、日々忙しい王の睡眠グッズになって、それで昼間の政務が捗るのであれば、後宮に来た意味も少しはあろうかというものだ。公式訪問されるのだけは面倒この上ないので、「先触れとかいりませんから、来るならこっそり来てください」とお願いしてから、ジュークはほとんど毎晩、皆が寝静まった頃にこっそりと、『紅薔薇の間』の扉を叩くようになった。そんなに睡眠に悩んでいたのかと可哀想になり、「寝室の鍵開けときますから、ご自由に寝台使って頂いて結構ですよ」と言ってみたのだが。


『そなたがいないのなら、どこで眠ろうが同じことだ』

『……抱き枕がないと眠れないなんて、まさか仰いませんよね?』

『眠れないこともないが、愛しいそなたが普段使っている寝台で、そなたなしで眠るのは侘しい』


 真顔でそんなことを言われた夜、ディアナは動揺のあまり、不敬とか立場とか全部忘れて、国王陛下を部屋の外に叩き出した。

 この顔で十七年間生きてきたディアナは、一夜の遊び相手として声を掛けられることは慣れきっていても、真っ当な愛の告白なんてされたことがなかった。そんな珍妙なこと、自分の人生に起こるわけはないと、割り切ってすらいた。

 後宮に入ったのだって、世間の波に抗い切れなかった末のことだ。建前上、側室は王の愛妾になるわけだけど、現在の後宮が世継ぎより政治バランス重視で運営されていることくらい、外から見ているだけでも分かる。王は後宮に興味はなさそうだし、これなら自分が後宮に入ったとしても、嫌われこそすれ『目に留まる』なんてあり得ないだろうと思ったからこそ、ある意味安心して側室になったのだ。


 なのに。まさか。よりにもよって。

『王』が――ジュークが、自分(ディアナ)を『愛しい』とか、のたまうなんて。

 冗談だと笑い飛ばすにはあまりに真摯なジュークの瞳は、ディアナに彼の心を、疑う余地すら与えなかった。

 ちなみに、寝室の扉から叩き出されたジュークは、そのままぐるりと廊下を回って、けろっと正扉から『紅薔薇の間』に戻ってきた。王に「扉を開けろ」と言われて拒否する侍女や近衛がいるわけもないのだから、まぁ当然の展開だ。

 取り繕う暇もなく、ディアナは真っ赤になって、ジュークと対峙した。


『出てけ、って言いましたよね!?』

『だから一度出て行っただろう。何か問題があるか?』

『なんですかその屁理屈。そんな子どもみたいなこと!』

『そなた本当に、見た目の割には世間慣れしていないな。男は皆、実年齢よりは幼いものだぞ。特に――今の俺みたいに、なりふり構う余裕がないときは』


 気がついたときには、ジュークの腕の中。互いの体温が触れ合って融けるゼロの距離で、耳元で囁かれる言葉を、ディアナは呆然と聞いた。


『そなたの望みは、できることなら全て叶えたい。だが……今引いてしまったら、そなたと共にある未来が閉ざされてしまう』

『や……』

『――ディアナ』


 名前を呼ばれ、自分でも予想していなかったことに、身体から力が抜けていく。


『そなたが好きだ。見た目で誤解されながら、それでも健気に前を向いて生きる、その汚れのない魂が愛おしい。本当は誰よりも人間が好きで、心を交わすことを望むのに、望みすぎて手を伸ばせない。そんな臆病なところも、全部包み込んで愛したいと……そう、思っている』


 ダメだ、ダメだ――聞くな。

 耳の奥で、警鐘が鳴る。


 この先にあるのは、修羅の道。このひとが、この優しいひとが、望んでくれればくれるほど、自分はこのひとに、安寧とはほど遠い世界しかもたらさない。

 ジュークを、国を、思うなら。自分は決して、彼の『隣』を望んではならない。


 だから――。


『……なぁ、ディアナ。どうして、泣いている?』


 彼の心に、歓喜して。

 共にあれないことに、絶望して。

 ……こんな気持ちは、間違いだ。


 何も言えないまま、ただ涙を流すディアナに、ジュークがそれ以上、何かを問うことはなかった。ただ、静かに抱き締めて。ディアナが落ち着くまで、傍にいてくれた。

 ――そして。


『何も言えないなら、言わなくて良い。時間はたっぷりあるんだ、返事を急かすつもりはない』


 なんでもないことのように、敢えて軽く笑って。


『ただ……覚えておいてくれ。俺はそなたと歩みたい。できることなら今すぐにだって、正妃内定の勅を出したいほど、そなた以外は考えられないんだ』


 逃げることなくまっすぐに、ディアナに想いをぶつけてくれた。


 嫌だと、願い下げだと、拒絶するのが『正解』なのに。

 ジュークの言うとおり臆病なディアナにできたのは、『わたくしを正妃にするのは、難しいと思いますよ』と、落ち着いてから訳知り顔で切り出すことだけだった。

 ……夜会で、どれだけの人間が『クレスター』に悪感情を抱いているか実感すれば、ジュークも少しは考えると思ったのに。彼はディアナが不当に扱われていると怒るばかりで、その『悪評』については、真贋すら気にしていない。


 ――それでも、今、彼がこうして言葉より雄弁に、『放さない』と伝えてくるのは。


「……外宮の者たちに、そなたを正妃として認めさせるのは、予想以上に困難な道のりになりそうだな」

「外から見ればわたくしは、陛下の寵愛を笠に着て、後宮で派閥作って好き勝手やってるようにしか見えないでしょうから」

「それは! ……それは全部、俺が悪いのに」


 ジュークが後宮に無関心だったことで、後宮が過激保守派の巣窟となり、身分の低い側室たちが虐待とすら呼べる扱いを受けていたことは、ディアナを通じてもう、ジュークも知っている。何も知らないままに、国を二分する争いの温床を育てていたと気付いたとき、ジュークはディアナに謝ることすらできなかった。……彼の無知のツケを、ディアナが悪評を被ってまで払っていると知っては、謝罪すら陳腐に思えたのだろう。

 王に放置されたことで暴走していた後宮は、下手に王が横槍を入れると、却ってこじれるところまで悪化している。今のジュークにできるのは、外宮の『側室の親』たちの様子を窺いつつ、ディアナと逐一連携して、双方で不穏な動きが出ないよう、見張ることくらいだ。

 ……彼が、自分の無力を嘆いていると、知っているから。誰よりも近くにいるディアナだけは、彼の力を肯定する。


「起こってしまったことは、今更変えられませんけれど。わたくしがこちらに参ってから、陛下にご協力頂いていることで、動いているものも多くございます。……何より、」


 見えないだろうけれどふわりと笑って、ディアナはそっと、ジュークの背に回した腕に力を込めた。


「わたくしが、自分本位な気持ちから派閥を作り、後宮を荒らしたわけではないと。陛下は最初から信じてくださいました」

「そんなことは当たり前だろう。初対面の人間の寝不足に気付き、自分も慣れない場所で疲れているのに寝台を譲って、一晩寝ずの番をするような娘が、己の欲望に他人を巻き込むような自分勝手をするはずがない」


 そうやって、いつも信じてくれることが。どれほどディアナの支えになっているか、きっと、このひとは知らない。

 笑顔の裏側で他人を陥れる、虚飾と欺瞞に満ちた貴族の世界で。どんな噂にも惑わされることなくありのままのディアナを見て、無条件の信頼をくれる。それがどれだけ嬉しかったか。


(……同じ想いは、返せない。返しちゃいけない、けど)


 泣きたくなる気持ちをこらえて、ディアナは探す。どんな形であれ、ジュークとの未来を自分も望んでいると、遠回しにでも伝わる言葉を。


「……これからも」

「ん?」

「これからも……言って、くださいますか。わたくしを信じるそのお心を、『当たり前』だと」


 一瞬の沈黙の後、ジュークの腕が大きく動き、急な浮遊感に包まれる。

 驚いてしがみつくと、膝裏に腕を差し込まれ、いつの間にかジュークに抱え上げられていた。


「へ、陛下?」

「初めてだな。そなたから、『これから』の話が聞けたのは」


 綺麗な顔を喜色で染めて、ジュークは大股に寝室へと向かおうとする。予想外の展開にディアナは慌てた。


「あの、陛下。えっと、わたくしは……」

「分かっている、無理強いはしない。けれど……抱き締めて、少し触れるくらいは、許してくれるか」


 澄んだアイスブルーの瞳に、籠もる熱。寝台に優しく降ろされて、至近距離で見つめ合う。


「自制、できるつもりだったんだけどな。そなたが俺との未来を望んでくれていると知って、嬉しくてたまらない」

「陛下……わたくしは」

「正妃にはなれない、か? ……『なりたくない』ではなくて」


 失敗したと、驚愕を表情に出してから悟る。ジュークがまさか、そこまでディアナの心中に迫っていたとは思わなかった。

 言葉に出さなくても、ディアナの表情だけで、言いたいことを察したのだろう。ジュークは苦笑する。


「よく考えたらそなたは、可能不可能の次元でばかり話をしていて、そなた自身がどうしたいかについては、一度も口にしていない。言葉に遠慮がないそなたのことだ。嫌なら嫌と、はっきり伝えてくれるだろう。……嫌と言われていないから、俺のすることをなんだかんだでそなたは受け入れてくれるから、嫌われてはいないと自分を励ます日々だった」

「そんな……」


 これほどまでに想いをくれるひとを、どうすれば嫌いになれるのだ。

 優しさに埋もれて、温もりに溶かされて、いつの間にかディアナは、傍にいられるなら側室でも官でも構わないと思うほど、ジュークに浸ってしまったのに。

 ――二人分の重みを受けて、寝台がぎしりと音を立てる。


「そなたが望むなら、毎日言おう。――ディアナ。俺の最愛。愛する者を信じるのは、当たり前だ」

「へい、か……!」

「そなたが何を案じているのか、俺は知らない。けれど、俺は絶対に諦めない。俺の正妃は、妻は……そなただ、ディアナ」


 あぁ――もう、抗えない。抗ったところで、アイスブルーのこの瞳には、どうせ勝てない。

 透き通る氷の中で、隠しきれない情熱の炎が踊る。幻覚のはずなのに、炎はいつしか燃え移って、ディアナの身体に熱を宿そうとしていた。


 力を抜いて目を閉じた女の上に、ゆっくりと男の影が落ちてくる。

 二人が重なるまで、あと――。





正妃「エンド」まではいきませんが、相思相愛なので良かろう。

IFジューク、IFシェイラ、カイと三人並べた場合、実はいちばん手が早くて躊躇わないのがIFジュークということが判明しましたね。まぁ、躊躇う理由もないし。

そしてディアナさん、書いててなんだがちょっとチョロすぎやしないかい……?

基本他人からの好意は素直に受け取る子なので(顔の罠を乗り越えて自分を好きになってくれる人への警戒心がゼロともいう)、IFジュークの押して押してアピールは効果的なんだろうけど。ちゃんとヒロインしてる君にびっくりだよ!


まさかのIFジューク、少しは王様の株が上がれば良いな。



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