prologue
初めましての方は初めまして。
勇者になった少年をお読みの方はいつもありがとうございます。
Precious Heartと申します。
今後とも宜しくお願いします。
この作品は別掲載の勇者になった少年の外伝です。
初めての方でも面白く、いつも読まれてる方は本編の補強として数倍面白くして行きたいと思いますので、是非お楽しみ下さい。
それでは、インディゴ王国記『騎士王』編、prologueをお送りします。
1人の騎士の話をしようーー
科学と魔法が混在する世界『イェンサイツ』
世界の中心には神が住まうと云われる『天山』が聳え立 ち、『天山』に連なる8つの大山脈はそれぞれ北北東・東 北東・東南東・南南東・南南西・西南西・西北西・北北西 に走り、8つの大国を作った。
すなわち、
北の『ロート共和国』
北東の『オランジュ公国』
東の『ゲルプ王国』
南東の『グリューン帝国』
南の『ヘル王国』
南西の『ブラウ共和国』
西の『インディゴ王国』
北西の『リラ神国』である。
国々は時に科学で発展し、時に魔法の恩恵を受け、思想 や文化レベルに違いはあれど順調に繁栄していた。
そして、ここ『インディゴ王国』は国民の3割しか魔力を精製する核を持たず、剣士や騎士の国として有名である。
国民の男性なら大なり小なり剣術を習い、現代日本人が車を持つぐらいの割合で剣を所持している。
道を歩けば剣を持っている者とすれ違うのは当たり前。
けれど、最低限の科学力と人権を保ち、絶妙なバランスの上に成り立っている。
物語りの舞台はそのインディゴ王国の辺境の村『ベルンハルト』
時は、魔王が猛威を奮う25年前の事であるーー




