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天使との出逢い

 私は今、学校の屋上にいる。そこで一つの薬を飲むと、天使が現れる。それはとても美しく、学校での辛い生活から解き放たれる瞬間だ。私はその天使に触れたことはない。触れることすらできない存在なのだ。それでも、私は天使が好きで、いつも昼休みと放課後に屋上で出逢う。それだけが、私の唯一の救いだ。


 私は学校でいじめを受けている。それなのに学校へ行く理由は、家に帰っても親から暴言を吐かれたり、暴力を振るわれたりするからだ。だから、学校へ行く。いじめの内容は物を隠されたり、お金を抜き取られたりするだけで、暴力はない。


 この薬を手に入れたのは、屋上でお昼ご飯を食べていたとき、一人の男子学生から貰った。その男子学生のことは今まで見たことがなかった。とても真面目そうで礼儀正しい人だった。彼は私に言った。「この薬があれば天使に会えて、解放されるよ」と。私は初めは躊躇したが、ここでの生活が苦しかったので、薬を飲んだ。その結果、天使に会えて私は解放された。

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