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02 彼女と友人の晴れ舞台:結果
俺は、答えを出した。
だから車をとめて、友人をその場に降ろした。
友人は信じられないという顔をして、俺につめよった。
「何でだよ。俺達親友だろっ!?」
俺はその手を振り払い、車を走らせる。
言い訳はすまい。
ぐっとこらえた俺は、新たな目的地へ急いだ。
病院いたどりついた俺は、すぐに彼女の元へ駆けつける。
手術中だった彼女に会う事はできなかったけど、傍にいて祈る事ぐらいはできた。
何時間にも及んだ手術が終わった後も、衛生のために彼女は隔離されることになった。
ガラス越しでベッドの上に横たわる彼女を見る。
かなうなら一番近くにいって、その手を握ってやりたかったが、こうして近くにこれただけでも満足だった。
これからどうなるか分からない。
でも、大変な時に彼女の傍に駆けつける選択ができてよかった。




