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建物の屋上を次々に飛び移り、やがて土手に舞い降りた。


そこで対面したのは―。


「…何、コレ…」


大きな『人形』だった。


全長2メートル。


形は人型。


しかし体の作りは、明らかに人間ではない。


顔は白いマスクで、無表情。


体は緑色で、手足は細長く、まるで刀の刃を太く・大きくしたような形だった。


胴体はまるでドラム缶のような形をしている。


手足と後頭部には太いチューブがあり、胴体へと繋がっている。


チューブの中身は赤く、常に液体は流れているようだった。


どくんっどくんっ…!


離れた位置にいても、その動きの振動は伝わってくる。


ヒミカは顔をしかめた。


この『人形』からは、複数の人間の血の匂いがする。


しかも死者の匂いだ。


「ウチは確かに人成らざるモノの担当だけど…コレって明らかに違うわね」


ヒミカは目を細め、右手を上げる。


すると右手には黒い紋様が浮かび、ヒミカの手から離れ、黒き薙刀となった。


2メートルもあり、太い薙刀を持ち、ヒミカは構える。


「日本製…ではないわね。外国のモノ…。チッ、魔女絡みか」


忌々しく呟くと同時に地を蹴り、『人形』に薙刀を振り下ろした。


がきんっ!


しかし薙刀は人形のクロスした腕に止められた。


「へぇ。ウチの血族特製の武器を止めるなんて、やるじゃない」


ヒミカは更に力を込める。


ぐぐぐっ…!と押されるも、『人形』は片足を上げ、ヒミカの胴体を蹴りつけようとした。


だが寸前でヒミカは離れた。


「動きも体格にしては素早い。高性能か最新式か知らないけど、話が通じればいいわね」


一定の距離を取り、薙刀の刃を下ろす。


「あのさぁ、聞きたいことがあるんだけど」


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