vs大魔王 3
明日から二週間、出張でパソコンの無いところへ行くので更新が出来ません。
ネットカフェに何回かは行くと思いますので、その時に更新できたらします。
とりあえず今日の分、時間が取れなかったので短いですが投稿します。
どうぞよろしくお願いします。
明確にわかる。
ミオは今激怒している。妹分を傷つけられて相当頭に来てる。
一人で特攻するほどに。
ミオは再び吠える!
“幻影攻撃”!
ガルムが杖を右手で持ちミオの攻撃をしのぎながらも、呪文を唱えだした。
攻撃していないほうの両手の間に闇の玉が生まれる。
あれが闇魔法と言うやつか!
発生は神級魔法のアブソリュート・ゼロに似ている。
威力も似ているとしたら……ミオが危ない!
が、発生途中の黒い球に、ミオが左手のオリハルコンの爪を突き出す!
オリハルコンの爪は黒い球を喰い、黒いオーラを纏いだす。
「喰らうがいいにゃ!!!!」
驚愕したガルムに向け、今吸収した魔法を放つ!
無数の黒い小さな蛇のようなものが爪から出現し、ガルムの全身を穿っていく。
ミオはそのまま蛇を出しつつも、攻撃の手は休めない!
杖で防ごうにも、闇の蛇は杖をも標的とし、穿っていく。
ガルムは息を吸い込み、衝撃波を放とうとしている。
「ガアッ!!!!!」
ガルムが吠える!
と同時に、
「はあっ!!!!!!!」
ミオが裂帛の気合を吐き出した!!!!
衝撃波は相殺し、お互い何の影響も及ぼさない。
そこに僕と姉さんが追い付いた。
今度こそ!
“流星剣”!!!
“聖光星剣”!!!
僕の流星剣が脇腹をえぐり、姉さまの聖光星剣が腕を斬り落とした!
ガルムは衝撃波を出そうとするが、ミオがそれを許さない!
その時、ラフェの声が“リンク”で頭に響いた。
『みんな避けて!』
急に空が陰った。
上を見ると巨大なものが落ちてきた。
急ぎ、僕らは後方へ逃れる。
落ちてきたもの……、それはボロボロになったギルドラだった。
地響きと共に大地へ激突する。
ギルドラは自分の心臓の位置に頭の一つで噛みつき、血と共に中から巨大な魔核を取り出し、
「大魔王よ、これをささげまする」
ガルムに向かって投げた。
やばい、だが距離的に今から走ってももう間に合わない。
ガルムは受け取り、そのまま自分の心臓の位置に打ち付け、何か呪文のようなものを唱えると、体の中へと魔核は消えていった。
どくん、
また、あの音がした。
どくん、どくん、
そして大魔王は姿を変えていく。
真の恐怖の王へと。




