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勇者の弟12歳  作者: 山吹向日葵
第六章
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vs大魔王

本日二回目の更新です。

 その衝撃波に僕は焦った。


 リンクで話しかける。


『何があった?みんな無事か?』


 アンリが即答する。


『皆なんとか大丈夫です。緑の男が復活し、大魔王として覚醒しました。もはや先ほどまでの男とは別人です。恐れていたことが現実になってしまった……』

 

 アンフィが言う。


『私の勇者の力は通用するわよね?』

 

 アンリが答える。


『はい。ダメージを与えるとしたら光魔法か神級の攻撃しかありません』

 

 僕が言う。


『こちらを片付けたらそちらへ行きます。それまで耐えてください!』


 アンフィは、


『まかせて! 時間が掛かっちゃったら倒しちゃうかもよ』


『それならそれでいいかも!?』


 会話は明るいが、かなり厳しい戦いだ。


『オルター! この邪竜は私が押さえるから、あなたは大魔王の方に加勢しなさい。私が相手できるのは竜だけだから』


 確かに邪竜はもう虫の息だ。


『わかった。ラフェ、お願いします!』


 僕は体に天使の鎧を身にまとっているから、今なら大魔王ともやり合えそうだ。


『いいわよ。ただし貸一だからね! 全部終わったら清算してもらうわ』


『お手柔らかにお願いしますよっ』


 よし。僕は飛び上がりみんなの後ろへと降り立つ。


 緑の男、いや、大魔王ガルムはミズカを床にそっと置くと、ミズカの杖を手に、こちらを向いた。


 その瞬間に憎悪のプレッシャーが全員を襲う。


 ミモザが神聖魔法で気分を高揚させる聖歌を歌い、なんとか持ち直す。


 歌がなかったら何人か脱落者が出るぐらいの激しいプレッシャーだ。


『ミオ、袋の中に角で作った小剣があるから、それを使ってくれ。闘気を流せば強くなるやつだ』


『わかったにゃ。それでやってみるにゃ』


 ミオは小剣を引っ張り出し、右手に持つ。


 ガルムが声を出す。


「先ほどは失礼したね」


 僕らは驚く。なるほど、先ほどまでとは別人だ。


 アンリが補足する。


『魔核の譲渡で、ミズカの知識がガルムの物となったんです』


 それはなんという厄介な……。


「お互い相容れぬ者同士だ。決着をつけようではないか」


 大魔王ガルムは集中すると体にゾルマと同じ黒い炎を纏った。


 そして杖を構える。


 ここで勝たないと人間の世界は終わりだ。


 僕らの手に世界の命運がかかっている。


「わかった。全力を持って相手をしよう」


 僕はガルムへ言うとともに、三つの口からブレスを吐く。


 先手必勝だ! 卑怯と言われようが構いやしない!




――――神級光魔法『『『“ホーリーレイ”』』』




「そう来たか」


 ガルムは杖を前に構え、白いレーザーに耐える。


 その左右からミオと姉さまが襲い掛かる。


 リヨンは回り込んでいる。後ろから攻撃する気だ。


 ティーリンが精霊帝の召喚に入り、シルフィとミランダ、アンリは皆に防御呪文を掛けていく。





 戦いの火蓋は切って落とされた。  





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