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勇者の弟12歳  作者: 山吹向日葵
第六章
88/379

vs??? 5

今日の分です。すいません短いです。

「これで僕に負けはない!」


「小僧、わしと同じ姿に……。だが能力までは同じではあるまい」


「もちろん。僕のが上だ!」


「なんだと」


 僕は竜体のまま呪文を唱える。



――――神級光魔法“武装天使鎧”(アームドエンジェル)



 純白の魔力が僕の体を覆い、本来の翼とは別にさらに二翼が背中に生まれる。


 この体はすごい。頭一つにつき一つの呪文が唱えられる!


 間髪入れずに三つの頭で呪文を唱える!



――――神級光魔法『『『“ホーリーレイ”』』』



 僕の三つの口から白い光の奔流があふれ出て、極太の光線がギルドラを襲う。


 ギルドラの体を縦横無尽に光線が蹂躙する!


「ぐっ光の呪文まで!? これではまるで数千年前の神との戦いではないかっ」

 

「私を忘れてもらったら困るわね」


 後ろに回ったラフェが翼に手をかけ、思いっきり右の翼に食いつき、引きちぎる!!


 たまらずギルドラは声をあげた。


「グオォオオオオォ。ば、ばかな、人種共がこれほどの力を持ってるなど信じられん」


 僕は尻尾を思いっきり振り抜き、驚愕しているギルドラを弾き飛ばした。






 ***



 


 

 ミオは驚いていた。


 これまでミオより速い相手なんていなかった。


 ミズカはミオより早かった。


 なにせ最速の突きを軽く避けられているのだから。

 目で追えてはいるのだが、まだ本気を出していないような気もする。


 今ミオはリヨンに攻撃を任せて観察していた。


 リヨンのガントレットの攻撃も今では軽くかわされてしまっている。

 一度衝撃波を食らってよろけてから、次の攻撃からすべて受け流す対応に変わっている。


 さらにリヨンの攻撃をかわしながら、ミオの方への注意も怠らない。

 

 魔法使いたちは乱戦に魔法を使うのを躊躇してしまっている。


 やっぱりミオが何とかしないとダメだ。


 その瞬間、ミオとリヨンの体から闘気があふれ出た。

 これはオルターが光の鎧を纏った追加効果だったが、ミオはここで決心した。


 足に闘気を集中する。


 防御を捨てて、特攻する。


「リヨン、引くにゃ!」


「はいっ!」


 “捨て身ひっかき”(マシンガンスラッシュ)!!


 ミズカの目が驚きで見開かれた。

 捨て身でかかって初めて速度がミズカに追い付いた。


 右後方に避けたのを、無理やり右後方へ体をひねり追いかける。


 ミオの攻撃がかすった。


 いける。


 ミオは確かな手ごたえを感じた。





 その次の瞬間、右手のオリハルコンの爪が砕かれ、ミオは吹き飛ばされた。 





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