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勇者の弟12歳  作者: 山吹向日葵
第六章
83/379

vs魔王ゾルマ4

次の更新は遅くとも24時までにはアップします。

「わ、た、し、の、弟を、これ以上傷つけさせてたまるかーっ!」


 姉さまが僕の前に立ちふさがり、翼を前に出して、黒い炎から自身を包むように防御する。


その背中に新たな翼が光と共に現れる。

 

 四枚の翼だ!


 七本の黒い炎のブレスの集中攻撃すら、アンフィの純白のその翼に傷をつけることが叶わない。

 

 姉さまが“リンク”でオルターに言う。


『オルター、これを真似できる?』


 僕は頷く。  


 アンフィは居合の状態で魔力を溜め、叫ぶと同時に聖刀と神刀を抜刀し、破壊の衝撃波を二重に放つ。



 超級聖光星爆斬(ギャラクシーブレイク)



 光の力を込めた技だ! よし、“模倣”完了!



 鞘はないけど、なんとかいけそうだ。

 両手に闘気剣を構え、魔力をため、腰元に構えた闘気剣を一気に居合の構えから解き放つ!



 超級聖光星爆斬(ギャラクシーブレイク)!!



 巨大な斬撃が魔王ゾルマに襲い掛かる!


 アンフィは楽しそうに笑う。


『まったく、私がこの技を使えるようになるまで、どれだけかかったと思ってるのよ』


 僕は答える。


『僕は、模倣っていうスキルを持ってたんだ。このスキルの効果だよ』


『なるほどねぇ。じゃあ飛びながら集中砲火よ!』


『了解!』


 これだけ体が大きいと、逆に的だ。


 純白の翼で空を縦横無尽に飛びながら、僕と姉さまから次々と放たれたギャラクシーブレイクが魔王ゾルマを削っていく。


 ブレスは最初の一回以外かすりもしない。この光の翼は思っただけで操作できるから、攻撃を避けるのもかなり楽だ。 


 これはこのまま倒せるか!?


 僕は動きが鈍くなってきた魔王ゾルマに接近して、接近して攻撃しに行く。


 超至近距離からギャラクシーブレイクを首の根元に放つ。一撃、二撃、首のひとつが僕を食いちぎろうと迫って来たので、一旦空中へに避難する。


 ちぎり飛ばすことはできなかったけど、その首は力なく垂れ下がった。あきらかにあの首は死んでいる。


 僕とアンフィは交代で首を落としにかかる。


 アンフィ―が接近戦をしてる間は、僕が飛びながらギャラクシーブレイクを放つ。


 一本、二本、三本、四本!! 


 五本! 首が力なく垂れ下がる。


 残るは魔王ゾルマの頭と、レダの頭が付いたものの二本!   

 

 アンフィがゾルマの顔、僕がレダの顔を同時に攻撃する!

 

「これで終わりよ魔王ゾルマ!」


 僕と姉さまの声が唱和する。



「「超級聖光星爆斬(ギャラクシーブレイク)!!!」」



「があああああぁぁぁぁぁあぁ!!」

 

 ゾルマは一回声をあげると、


 最後の二つの首も力なく垂れ下がった。


 ゾルマの体がしなびれていく。


「やった……のか……?」


 ぼくは姉さまの隣に飛ぶ。


「終わった……の?」


 その時二度と聞きたくなかったあの音が響く。


 どくん。


 心臓の鼓動なような、空間を揺らすような不気味な音。


 どくん、どくん、


 僕と姉さまは魔王ゾルマの体に目が釘付けになる。


 何かが来る。


 ゾルマか?


 もっとまがまがしい何かだ。


 ゾルマの背中が縦に割れていく。


 その割れ目のふちに、何かが外に出ようと手を掛けている。


「あの手はなんだ……」




 僕とアンフィが見る中、そいつは姿を現した。




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