ダンジョン3
お待たせしました。本日二回目の投稿です。
40階のボスへの扉を開ける。
カレンの地図によると、ここのボスはカニらしい。
ビッグレッドクラブと言う、カニが巨大になっただけのボスらしい。
部屋の中は大理石っぽい床に、薄く水が流れていた。
磯の岩場みたいな巨大な岩があり、その付近に赤い甲羅の2mはある巨大なカニが5,6匹と、白く光る甲羅のカニがいた。
カレンが驚いて言った。
「あれはパールクラブ! めちゃくちゃレアですよ! 」
カニたちは動きを止めて、こちらの様子をうかがっているようだ。
「すべての部位が高額で取引されています。肉も高額です! しかもあんな巨大な個体がいるなんて……」
「わかった。なるべく傷が付かない方法で倒そう」
「そう願います」
とはいえ、どうしたものか。
真っ先に思いついたのはライトニングだが、水のせいでこちらにも跳ね返ってきそうで怖い。
指向性をもたせればいけるか? うーん怖いなぁ。
闇のブレス……。はやめといたほうがいいね。ラフェも見てるし。
ミオの爪とリヨンのガントレットでは傷つけちゃいそうだしなぁ。
でも顔を狙らわせれば行けるか?
いや、やっぱり確実にするために僕が直接倒そう。
「白いのは僕がやる! 他は任せる!」
「はいにゃ」
ミオが勢いよく返事をする。
が、カニたちの体が薄い青いオーラで包まれる。
まじか!あのカニ闘気使えるのか!
嬉々としてミオとリヨンがカニに向かう。
ミオが爪で、リヨンがガントレットで攻撃する。
が、硬い。しかも速い!
二人はやっと強敵に出会えた! みたいな感じですっごい楽しそうだ。
僕は何とか白いカニだけを自分に向かわせることに成功した。
確かにパールの輝きだ。是非これで防具を作ってみたいけど、耐久力はなさそうだなぁ。
と考えてたら、襲い掛かってきた。
速い!けど避けれない速さではない。
闘気剣を顔に突き立てようとすると、その大きなハサミで防御する。
これは厄介だ。
ハサミを壊してもいいならトンカチでいけるんだけど、壊したらいけないとなると難しい。
と、後ろから電撃が飛んできてカニの手に当たった。
ティノか!?
僕は感電しなかった。アダマントの鎧は電撃効かないのかな?
そこで簡単なことに気が付いた。
足元が水場じゃなくなったら電撃使い放題じゃないか、と。
「ティーリン、ちょっと交代してくれ!」
「わかったわ」
僕はティーリンと入れ替わる。すぐに呪文を唱える。
“ストーンウォール”
地面から高さ40㎝の壁を岩場を囲う感じで隆起させる。ちゃんと十字に溝を作って水はそちらを流れるようにする。
「ミオとリヨンも足場の上に乗って! 水がないところに! 魔法隊はライトニングを撃ちまくってくれ!」
言いつつ僕もライトニングを唱える。
ティノがレーザーのような極太のライトニングをパールクラブに撃つ!
思いついて、ミオに、
「ミオ、ライトニング爪で吸収してくれ!」
「わかったにゃ!」
僕は2発、ライトニングをミオに向かって撃つ。
ミオは器用に片方ずつオリハルコンの爪で吸収する。
これで雷属性がオリハルコンの爪に宿る。
リヨンがちょっと残念そうだけど、こればっかりはしょうがない。
そういえばガントレットには特殊効果付けてないから、何か思いついたらティーリンにつけてもらおう。
っと、今はそんなことを考えてる時じゃない!
もう考えるのがめんどくさくなってきた。
これで決める!
ライトニングが効いてるのか、動きが鈍くなったカニに向かい、右手でトンカチを持ちながら、一気に懐に入り込む!
ハサミが僕に襲い掛かるその刹那の間に、右手をトンカチごと口の中にねじ込み、そのままファイヤーボールを放つ!
その瞬間、襲い掛かったハサミに吹き飛ばされて、僕は吹っ飛ばされた。
何回も地面をバウンドしながら入口まで吹っ飛ぶ。
手ごたえはあった。体の中にファイヤーボールを放ったんだ、さすがにもう立ち上がれないだろう。
体中から煙が出ている。
僕も衝撃でしばらく起き上がれそうにないけど。
ミモザが慌てて走ってきて、僕に回復呪文を掛ける。
ミオ達の方を見ていたら、ちょうど最後の一匹を倒したところだった。
なんとか勝った。
まあ勝つだけなら簡単だったはずだけど、ちょっと欲が出ちゃったね。
リヨンとミオも無事だ。
「なんとか勝ちましたね」
「なかなか手ごわかったにゃ」
ミオ達が相手したカニはバラバラになってるのがほとんどだ。
なんか力づくで勝ったんだろうなぁと思わせる。
パールクラブはやはり死んでいた。
解体するのがめんどくさくなったので、そのまま袋の中に入れて持って帰ることにする。
ふう。これであとは竜王だけだ。やっとここまで来れたよ。
あ、ごめんなさい、竜王まで行けませんでした。
現在迷走中です。
戦闘を詳細に書いたほうがいいのか、メンバーとのやり取りの方を中心にしたほうがいいのか。
難しいです。




