決戦8
「がああああああああああっ!!」
――――超級魔法“ライトニングスパーク”!!!!!!!
――――超級魔法“ライトニングスパーク”!!!!!!!
リリアンの猛攻に邪神アラクがたまらず声を上げる。
リリアンのおかげで邪神アラクの動きが止まった!
攻撃するなら今だ!
僕の前の姉さまが龍滅剣を構える。
それを見て、前に見た龍滅剣の鑑定結果が僕の頭をよぎる。
鑑定:隕石を鍛え勇者の為に作られた剣。魔の力を切り裂くことが出来る。形のないものも斬ることが出来、闘気と魔力を注ぎ込むことでその硬度を増す。
僕は姉さまの隣に移動し、その剣の柄を握る。
姉さまが驚き、
「何を!?」
「いいからこのままで!姉さまは魔力を!」
そう言いながら僕は“神気”を練り上げ、柄へと注ぐ。
「!!そうか!」
姉さまが一瞬遅れて剣に魔力を込め始める。
剣が二人の力を溜め始め、眩く光り輝いていく。
僕は『リンク』を使い、皆へと話しかける。
『みんな!少し時間を稼いでくれ!』
『はいにゃ!』
『『了解!』』
『まかせて!』
『おう!』
『わかりました!』
ミオがアラクへと駆けながら、その体から銀色のオーラが立ち昇る。
「“白虎神拳”………“白虎神”にゃあ!!」
その銀色のオーラがミオを中心に巨大な白虎の体を形作る。
そのままアラクへと向かい技を放つ。
「“白虎神拳”!“残影ひっかき!”!!」
マナが空中で静止し、両手で“エターナルフレアソード”を構える。
威力を高めるために短く収束させていく。
そしてその巨大な蜘蛛の足めがけ、“エターナルフレアソード”を振るう!!
ティーリンもその巨大な蜘蛛の足へ狙いを定める。
その体から緑のオーラが立ち昇る。
「“森人神剣”!!“五奏剣”!!」
五人に分身したティーリンが、そのオリハルコンのレイピアで、一本の蜘蛛の足を一斉に攻撃する!
レンが青いオーラを体から放出する。
「“竜王疾風撃”“竜王疾風撃”“竜王疾風撃”!!!!」
レンが連続して発生させた““竜王疾風撃””がアラクに向かって放たれる。
リヨンも純白のオーラと共に、その蜘蛛の足へと狙いを定める。
「“白神拳・神撃”!!!!」
皆の攻撃がアラクの巨大な蜘蛛の足を、へし折り、切り刻み、斬り飛ばす!
「があああああああっ!?蟻ごときにいいいいい!!!!」
アラクが暴れ、拘束された鎖に向け反対の腕の武器を振り下ろすが、リリアンが魔力を込めた鎖は断ち切れない!
ならば、と腕二本をその武器で自ら斬り落とした。
しかしその判断は少し遅かったな!
僕と姉さまの“魔力”と“神気”が天へと立ち昇る!
光り輝く龍滅剣を二人で頭上へと掲げる。
姉さまが静かに言う。
「終わりにしよう、邪神アラク」
邪神アラクが僕らに気づくが、すでに移動できる足がない。
地面をもがくことしかできず、驚愕の顔を見せる。
そして僕と姉さまは、共に龍滅剣を頭上に掲げ、とどめの一撃を放った。
「 “真竜・勇者の一撃”」




