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勇者の弟12歳  作者: 山吹向日葵
第三章
32/379

決戦聖王国シーサ

サブタイトル間違えてました。

イーサ×

シーサ〇 でした。ごめんなさい。

遅くなりました。本日分の更新です。

 通り抜けていく風が心地いい。

 僕らはまたレッドドラゴンのラフェの背中に乗っている。

 

 聖王国シーサ。

 それがこれから向かう場所の名前だ。

 

 主神シザリスを祀っている王国。

 カンザンから僕らが向かおうとしていた国であり、魔軍に落とされたバンロという国の隣の国だ。 

 魔華四天王の一人、デスタイラントのアンデットの大群に対抗できる、ある意味打ってつけの国ではあると思う。


 姉さんと一緒に冒険した、聖女アンリはここから遣わされてきていた。

 また唯一勇者パーティの生き残りである魔法使いマナを保護している国だ。


 僕らはラフェに、王国まで10キロぐらいの場所で降ろしてもらう。


「ラフェありがとう。魔王を倒したら遊びに行くからよろしくね。」


 ラフェは竜のまま、


『せいぜい魔王にやられないように気を付けるんだね』


 と念話を送ってきた。


「またにゃー」


 ミオがぶんぶんと手を振る。


 ばさりと羽を広げ、レッドドラゴンは、


「グォォオオォォォォ」


 と大きく吠えると、僕らの上を旋回し去っていった。


 さて、ではティノを呼ぼう。僕は召喚の魔法陣を出す。すぐに魔法陣が光ると、人型のティノが出てきた。


「あるじさま……」


 人型のティノは血だらけだった。


 ティノは僕の前まで来ると倒れかけたので受け止める。


「どうしたティノ!」


「ま、まずい……あるじさま。ティーリンを置いてきてしまいました。た、助けに行かないと」


「わかった。今呼んでも大丈夫だよな? ティーリンを召喚してみる。」


 驚愕に目を見開いてティノはぶんぶんと頷いた。

 僕はラフェから手に入れた竜魔法lv10を頭の中で探る。頭の中に魔法の使い方が浮かぶ。


 よし、いける。


 僕は集中する。


「我オルターは召喚する。世の理と竜の盟約に従い。ハイエルフティーリンよ私の前に出でよ」


 ん。これはかなりの魔力を使うな。

 僕の前に魔法陣が広がる。

 僕にとっては微々たるものだけど、普通の魔法使いはひょっとしたらこの召喚だけで魔力を使いつくしてしまうのではないだろうか。


 魔法陣から人影が倒れ出た。


「うっここ……は…」


 ティーリンも血だらけだった。


「オルター、?」


 ティーリンは僕を見ると、最後の気力がなくなったのかそのまま倒れ気絶した。


 慌ててティノが目をつむって集中し、周りの空気中から魔力を取り込む。

 それから手をティーリンに当てると、手は白く光り、傷口をふさいでいく。


 ああ、これが有名なユニコーンの癒しか。

 ユニコーンの角には回復の効果があると言われているからね。


 僕はそれを“模倣する”。


 「ティノ、交代しよう」


 僕は手を光らせティーリンにかざす。


 ティノが驚くが、僕はそのままティーリンを癒していく。

 ついでにティノも。右手で癒し、右手を左手で“模倣”してみる。


 成功した。


 初めてやってみたが、出来ると思ったんだ。

 左手ではティノを癒す。


 目に見えるところをすべて回復させたところで回復をやめる。


「それでティノ、いったい何があった。ユニコーンの里には帰らなかったのか?」


 ティノは目を伏せた。


「はい。聖王国シーサまで一緒に行き、デスタイラント討伐隊に加わっておりました」


「討伐隊!? では負けたのか? 」


 ティノは首を振る。


「いえ、だいぶ押されていましたが、負けたというほどではありません。一度撤退するというのでティーリンがしんがりを任されたのです」


「ティーリンだけで!? 」


「ティーリンと私ですね。ティーリンが言い出しました。精霊帝を3体呼び出して、しんがりは任せろと」


 そうか。弱いアンデットなら精霊帝が3体もいれば蹴散らせるだろう。


「助かりました。私のミスで退路を断たれてしまい、アンデットの大群に囲まれてしまってましたので」


 いいタイミングだったみたいだ。


「ではシーサまで行こう。ティノ、いけるか?」


 ティノは頷いた。


「はい。あるじさまのおかげで回復いたしました」


「ミオ、。あっ。こっちはユニコーンのティノ、こちらは豹人のミオ。新しい仲間だ」


 慌てて紹介する。


 ティノは


「よろしくお願いします。私はオルター様と主従契約をしていただいたユニコーンのティノと申します。」


「ミオだにゃ。よろしくにゃ。ご主人様とは古い付き合いだにゃ」


 なぜか古い付き合い、という所に力を入れて言った。


「ミオ、どうしようか。僕とティーリンはティノに乗せてもらおうと思うんだけど」


 ティノはユニコーンになる。


「んー。問題ないにゃ。ちょっとまってにゃ」


 ミオは集中するとミオの体がぼやけ、形を変えていく。


 ミオの体はシルバーの猫になる。僕が日本に居た時に飼っていたメインクーンそのままの姿だ!

 ふわっふわだ! よし。あとでもふらしてもらおう!

 

 そして、僕の背中によじ登り、袋を足場に僕の肩に前足を置く。


『これでいいにゃ』

 

 念話が飛んできた。


「わ、わかった。じゃあ行こうか」


 そして僕らはティノに乗って聖王国シーサまで走る。





すいません物語があんまり動きませんでした(ぺこり)

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