表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
勇者の弟12歳  作者: 山吹向日葵
第二章
23/379

竜の試練11


 脱出した場所は樹海だった。


 もうレッドドラゴンの縄張りに入ってるらしく、ミオに注意された。


「ここで空飛ぶのは危険にゃ。レッドドラゴンに見つかるからにゃ。」

「僕らでも勝てないと思う?」

「ご主人様が魔法を連発すれば勝てると思うんにゃけど……飛ばれるとミオは何もできなくなるにゃ。ひたすら逃げるにゃ。」


 そうか。武闘家は近接職だもんね。

 ここはミオの見知った所らしい。

 こっちに少し休めるところがあるにゃ、と、ついていったら巨大な木に案内された。

 頭の上の大きな枝に縄で作った梯子が垂らされていて、そこを登ると木の板が渡してあり、木製のドアを開けると、うろの中に部屋が一つあった。

「今はだれも使ってにゃいにゃ。」


「いいね。今日はここで休もうか。ちょっと試したいことがあるから」

「分かったにゃ!」


 僕は鎧を脱ぎ義足を外す。

 ミオも真似して鎧を脱いで伸びをしている。形のいいおっぱいがぷるっと揺れる。やっぱり鎧は肩がこるらしい。


 木でできた寝台に腰を掛ける。そして集中する。先ほど戦った土水竜王だ。足の再生を思い浮かべ、“模倣”する。

 それとついでだから鑑定したときに見えたスキルも頭の中で思い浮かべ、“模倣”を使っていく。


 うん、鑑定の結果、三つのスキルをものにできたようだ。


 自動再生lv10/水流操作lv10/火属性耐性lv10


 それから自動再生を意識して左足に集中する。いけるかな……

 んんっ左足の傷口が盛り上がってくるのを感じる。もっと集中する。千切れ飛んだはずの左足が再生していく。


 ミオが目を丸くする。


「それって魔法かにゃっ!? 」

 

「残念ながらスキルだよ。魔法ならよかったのにね」


 再生が終わった。そこには失ったはずの左足があった。

 自分でも驚きだ。

 ということはこれからどこを失っても自分で再生できるってことか。ちょっと人間をやめた気がしてきた。


 ただ、すごい体に負担がかかるのを感じる。

 寿命が縮まった気がする。まるで生命力を全部左足に送ってしまったようだ。


 そしてものすごいお腹がすいた!

 

「ミオ、お肉食べよう。」

「はいにゃ!」


 皮に包んだ肉を広げる。僕は魔道具の金床を出し、お肉を焼いていく。

 動くのがすごい億劫だ。でも僕は力の限り食べた。

 さすがに一体分の肉は全部は食べられないが、それでも二人で半分近く食べた。

 すぐに横になる。

 もう眠い。


 と、ミオが心なしかうるんだ目で「ご主人様だいすきにゃあ」と抱きついてきた。

 鎧を脱いでるからおっぱいが顔に……。

 この前の反省か、ちゃんと口が出る位置で抱きついてきたので息ができる。

 ああっやばい。今は何されても力が入らないから抵抗が出来ない。

 

 ………

 ……

 …


 僕が眠りについたのはそれから一時間後だった。




短いですがお許しを…(ぺこり)

火魔法耐性を火属性耐性に変更しました。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
script?guid=on
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ