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プロローグ
ある日、インフルエンザになりました。
人生で一番具合が悪かった。
旦那さんが何から何まで世話をしてくれました。
その時!
この人の子どもを産めるかもしれない!
そんな気がした。
決して子どもが欲しい!や産みたい!
そんな積極的なものではなかった。
あくまで、産めるかもしれない。その程度。
なぜなら、元来の子供嫌い。
絶対に出産はしないと決めていた。
そんな私にとって、産めるかもしれない!の感覚は衝撃だった。
それはインフルエンザが治っても変わらない気持ちだった。