第10話 封棄世界
ゼウス様達を解放してからしばらくして夢の中に当のゼウス様が現れました。
度重なる異世界からの召喚で次元が歪み大変な事になっていると教えられました。
その為にこの世界を封棄世界と名付けて召喚が出来ないようにしたとのこと。
強力な封印を世界に掛けたため逆に手出しも出来なくなったのですでに召喚された神は自力でどうにかしてほしいとのこと。
つまり取り込まれた存在が判明したということだ。
ヒュペリオン。
・・・・・・・・。
俺の記憶が確かなら太陽神ですよね?
ヒュペリオンってティターン神族で太陽神とか光明神とかって言われる存在ですよね!?
何でそんなとんでもない存在が封棄世界にいるの!?
他にも召喚の失敗や余波でこの封棄世界に放り込まれた人間がかなり存在するとのこと。
つまり俺やヒロインもその被害者って訳ね・・・。
本当に神聖帝国ってとんでもねぇ事しでかすよ!
僕の額冠で唯一神の下僕に成り下がった太陽神と本当の殺し合いをしなけりゃならなくなった!
どれほどの被害が出るか想像すらつかん!
いくら雷霆の力があるからって過信なんか出来ん!
今まで以上に鍛錬に打ち込まないと!
そうして対神聖帝国対策をして七年の年月が経ちました。
俺も十二歳になりました。
肉体年齢では。
精神年齢は五十過ぎです!
なのに干からびる事なく心身共に充実している。
ゼウス様の神血を浴びたせいか?
俺がこの封棄世界の鍵を握っているなんて誰も想像してないだろうなぁ・・・。




