能力
天国
会議室 神と神の部下
「面倒なことになったな。閻魔の能力が人間の手に渡ってしまった。そやつらを殺す訳にはいかんしな。だが、何処にでも移動できる能力があれば、何回でも生き返られるからな。能力だけ奪わしてもらう。異論はないな?」
部下たち「はい!」
「うむ。では。ハァー!」
ピカッと一瞬光った。
「く、駄目か!」
「どうしました?」
「生き返ったものたちが、全員持っていた移動できる能力は封じたが、一人一人個別に能力を持っていた。その能力は閻魔の意思で、封印出来なかった。閻魔の奴、地上界に地獄を創るつもりか?能力を得た奴は絶対に暴れて、世界を手中に入れようとするからな。」
日本
家に帰って来たな。俺は死んで、死体も焼かれたはずだ。
カチャと家のどあを開けた。
「お帰り。今日の夕御飯肉じゃがだから」
驚かないのか、俺は死んだはずだと問うと
「馬鹿言ってないで、早く服着替えなさい。今日、部活で遅かったの?とにかく疲れてるみたいだから」
そう言い母はキッチンへ戻っていった。父はまだ帰っていない。俺は死んでいない事になっているようだ。死んだ日と同じ日のようだ。
大揮は、疲れていたのか、自分の部屋へ戻るないなやすぐに寝てしまった。