表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
私は二度、三十キロ痩せた  作者: かゆると


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

23/67

痩せたい、よりも維持へ。

〘自分を見つめ直そう〙


そう決めてから


まずは——


食事を、見直した。


彼とのデート以外の日


朝ごはんは

もともと、食べていなかった。


昼ごはんは、会社で取るが

この頃は、食べると急激な眠気に襲われて

午後の仕事に、支障が出ていた。


だから

ほとんど、食べていなかった。


食べたとしても

カロリーメイトのような

簡単なもので、済ませていた。


夜ごはんは

祖母が、毎日用意してくれていた。


でも、ダイエットを始めてから

量を半分に、そして暴走していた時期は

ほとんど、口にしていなかった。


今思えば——


祖母には

申し訳ないことをしていたと、思う。


変えるなら


まずは、夕食だ。


一日の終わりくらい

ちゃんと、食べよう。


そして

休みの日の、彼とのデートでも


カロリーの低いものばかりを

選ぶのは、やめた。


食事の時間も含めて

“楽しむこと”を、一番にしよう。


そう、決めた。


ただし——


お菓子は、食べない。


もともと


パンより米。


お菓子より米。


そんな自分だったから

そこは、苦ではなかった。


それから——


『痩せる』のではなく


『維持する』ことを


目標にすることにした。


これ以上

痩せようとするのは


環境的にも

メンタル的にも


そして——


暴走しないためにも

無理だと

自分で、気づいてしまったから。


だから

今の体重を受け入れて


リバウンドしないように

体重計も、週に一度だけ


気にしすぎないようにする。


それを

新しい目標として

自分の中で、決めた。


再スタートして

しばらく経った頃。


ふと、思う。


(……こんなに

 ご飯を食べるのって、怖かったっけ)


何を食べるにしても

最初の一口は

どうしても、躊躇してしまう。


彼とのデート中でも

カロリーが高そうなものを

無意識に、避けようとしてしまう。


まるで——


後遺症のようだった。


そんな


痩せたかった、過去の自分と


維持したい、今の自分


その、せめぎ合い。


終止符を打ったのは——


彼の、一言だった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ