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いつかの風を綴る文 Past days & memories .....+  作者: とろろ


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銀河の歴史が、また1ページ....。

西暦2801年、

人類は宇宙に進出して、帝国を作ったり何やかんやとやっていた....。


ある日の事。

第一貿易株式会社の木葉駅個室にて。

二人の女性が会議をしている。


「政策に於いては専制主義的、帝国主義と言われようとも、皆からは好まれているのではないかと思うよ。」


「ですが、有能とはいえ独裁的な施策を行い続ければ、どこかで権力層の慢心や傲慢化、及び、一般視点との軋轢が生じます、これは人類歴史の必然です。そして、たとえ一代賢君として善政を全うしたとしても、代替わりの際に同じ志を持つ者が継承するという保証はありません。」


「ふむ。暴君ネ◯とかみたいな方々ね。」


「まぁそうですね。その点民主主義においては自浄作用はあります。一般的な正義、常識に基づいた規格の制定、民意による代表の交代。官僚以外に民間からの政治家の輩出、完璧で無いことは間違いないですが、不完全だとわかりきった君主制ではだめなのです。」


「ふむ、かといって民主主義に寄り過ぎると、民衆の権利の強要が進み過ぎて、突き詰めた先にはがんじがらめの自由の無い社会になると思うよ。現代日本がそんな感じだよね。同時に権力者層の台頭、利権の独占、民衆の愚衆化が限度を超えて、政治無関心、そして政治腐敗からの、過激層蜂起、内乱の勃発的な流れになって、結局破綻してしまいそうだけど。」


「まあどちらに寄っても、いずれ終わりはあると言うことですね。結局は中庸を主体とした政治体制が一番良いのでしょうが、まぁうまくいくことは無いでしょうね。人類全てがお利口さんでなければどの制度も最終的に潰えますね。」


「民主主義は基本中庸のはずなんだけど、右も左も主権を持ってるから、いつかは増長してどっちかに傾く時が来るかもだよね。バランス取り続けること自体が難しい。」


「結論としては民主にせよ君主にせよ、共産主義にせよ、神のような存在でもなければ理想には到達できないの

でしょうね。」


「そう!!だからこそ!清廉潔白な真の名将が率いる必要があるの!だから、キル◯アイス一択!ジークはわしの嫁ー!」


「落ち着いて下さい、五ヶ瀬さん。ジークはこの世界には居られないのです。作中においても亡くなっていらっしゃいます。」


文乃「...そうは言ってもよりちゃん。◯ルヒアイス以上の男前なんて、この世には居ないでしょ。彼と比べてしまうと世の中の男には興味が湧かなくなること必然。」


依子「...なるほど、こうして日本の少子化が進んでゆくのですね...。アニメとはなんと罪深い....。」


文乃「ルビーのように美しく輝く、少しクセのある髪、物腰柔らかく優しい顔立ち。良く通って優しい穏やかな声と言葉遣い...、男らしい肩幅と、それを引き立たせる細くも逞しい長身。そして思慮深く、敵に対しても情け深いが、やる時には徹底的に圧倒する知略、戦略、実力は、酔っ払って自暴自棄になってた髭のおっちゃんの目を、一発で目醒めさせるほどの名将っぷり。それから配慮に富み、制圧時にはぬかりなく号令をだし、末端の蛮行を未然にキツく抑制して民草を護る気配り。文字通り神ね!」


依子「まぁチート性能ですよね。物語冒頭だからこそという事もあるでしょうが、◯インハルト様の文字通り半身ですからね。良心と実働を司っている感じでしょうか。」


文乃「本伝では出番が少ないのが悲しみの極みだったけど、その分外伝ではジーク成分がたっぷり配合されているから、むしろこっちが本伝じゃね?くらい、食い入って観てたわ♪キ◯ヒアイス主役回とか、我が世の春が来たーっ!ってくらいアガったわぁ〜♪」


依子「名探偵キルヒアイ◯って感じのタイトルでも良かった回ですよね。事件を解決するだけじゃなく、無重力空中戦をやったり、人間の葛藤の狭間で心を揺らしたり。」


文乃「完全なご褒美回よ!脳汁出まくりましたわ♡」


文乃「彼がいるからラインハルト様は無敵だったのに。...オーベルさんも嫌いじゃないけど、二人を裂いた罪は大きいわ。無限の掛け算が出来るツインドライブシステムから一個外したら、ただの出力の大きな一個でしか無いのよ。」


文乃「もしキルヒアイスがこっちに転生してきたら、お知り合いになりたいところね。ジーク♪フミノローゼ様♪って呼び合いたいものだわ〜♪」


依子「...絶妙な語呂の良さと語感の悪さ、ですね。フミノローゼさま。」


文乃「てか、よりちゃんはロイエンタール推しでしょ。会いたいとか思わんのん?」


依子「ごめんですね。あれは観てるだけだから良いのであって、私の知り合いには要りません。多分大喧嘩するでしょうね。」


依子「ただ、ロイエンタールのあの名言、是非ともタイミングを見て、会議や集会で使ってみたいですね...。」


依子は口角を上げ、ニヤリと笑う。


文乃「名言はいっぱいあるけど...、なんだろね。よりちゃんだから結構キツイこと考えてるでしょ。」


依子「....やはり一番は、「黙れゲスぅ!!」ですね...。会議が非生産的な流れに向かい出した時、その発言者に対して浴びせかけてやりたいですね、フヒヒヒ.....♪」


文乃「思っていたよりも上のやつだったよ...、しかも、よりちゃんならマジで出来るのが怖いとこだね。」


依子「時間を無駄にするのは嫌いですから。あ、ちなみに今の五ヶ瀬さんとのこの時間は、心を洗っている時間なので、有効的な使い方です。」


文乃「うん?そうか。うん、いいね〜、こういうどうでも良い話出来るって♪」


依子「五ヶ瀬さんに言葉として使うとすれば...、失うべからざるものを失った後、人は変わらざるをえんのだろう、でしょうか...?」


文乃「ふむ〜?なるほど。釣りで根掛かりした時とかに使うんかな?知らんけど。」


依子「...なるほど、釣りでも使えなくは無いですねwでも、その想定はありませんでした。まあ、私としても..使わなくて済む方が良いのですがね..。」


文乃「あとはホーランドの「...んぁ?」とかも迷言だったよね〜。」


依子「芸術的艦隊運動ですね。あのエピソードを見るたびに、同盟は人手不足なのか教育が疎かなのかなと思ってしまいますね。」


文乃「結局、戦術的にありえない行動をしてたらなんか勝ってたって感じだったのよね?高名な知識人達も頭が硬くなって視野が狭くなれば、ただの狂人にさえ引っ掻き回されてしまうのねー。」


文乃「あぁ、それにしても....、画面越しにしか会えないキルヒアイス...リアで会いたいなぁ♪..おぉ、ジーク、貴方はどうしてジークなの...♪」


依子「それは名前がジークフリードだからでございますわ、フミノローゼさま。」


文乃「いや、それはわかってるんだけどね..w」

.......

.....

...

.

...

.....

.......


山間の少し開けた広場。

文乃は山仕事の合間、自家所有の土地に据えられた石のテーブルで紅茶を堪能しながら、自身の中に収められていた思い出に浸っていた...。


文乃「...あはは、そういや銀英伝の話とかよくしてたっけw」


文乃「昼休みとか、よりちゃんと意味のない話も結構してたな〜♪思い起こせば、まじでどうでも良い内容w中学生かぃっw...なんか笑えてくる。」


文乃は懐かしい思い出に、少し目頭が熱くなる。


文乃「...すっごいどうでもいい思い出だよねぇ〜w...、でもこういうのって、むしろ意味ある大事な思い出って感じがするよ。今でも楽しいって感情が溢れてくる。..また、よりちゃんと会議したいな..。」


...


午後の三時過ぎ、オレンジ色を帯びた木漏れ日はどこか郷愁を呼び起こし、気だるい時間にさりげない花を添える...。

なんでもない楽しかっただけの思い出だが、それ自体がキラキラと輝いて、今に当時の楽しい気持ちを届けてくれていた...。

どうでもいい楽しい思い出こそ、積み重ねてゆくべき事なのだろう。

ある時思い出して、顔面を緩ませ軽く微笑む。

その程度のことでも、人は幸せを感じることが出来るのだから..。

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