少年と女神は運が良い?
他の作品でも書いています(書いてないのもある)が、
私は思いつきで行き当たりばったりなので
投稿が遅い時は遅く、速い時は速いです。
と言った言い訳を流して、本編どうぞ。
「…いててて…?あれ?ここどこだ?」
「はー…また転生者〜?今年多くない?」
「え?」
「あ、いや…コホン」
困惑している男に女性は咳払いをして話しかけた。
「えーっと、困惑しているでしょうが落ち着いて聞いてください。
なんなら椅子も用意しますよ?」
「え?じゃ、じゃあお願いします」
「分かりました、どうぞ」
そう言うと先ほどまで何もなかった場所から椅子が現れた、クッション付きで。
「あ、ありがとうございます」
「どういたしまして、それじゃあ話すわね」
女性は落ち着いた宥めるような声で話す。
曰く、男は地球という星で事故で死んでしまったが、男には地球では使えなかった力があり、その力を女性が案内する星に転生させると言う話だった。
「それで今から行く星には様々な生物が居て、貴方のような人も居れば、貴方の居た星の空想上の生物も居て、まあ少し危険ではあるけれども…」
「ファンタジー!もしかして魔法とかも!?」
「え、ええ、ありますよ、ありますとも、それに貴方の持つ力というのがそれね」
「!!行きます!行かせてください!!」
「!そう!それじゃあ、あとはちょっとだけ貴方の要望を聞いておきたいはね」
「要望?」
「そうよ、まああり大抵で言えば『全ての魔法を使いたい』とか『病気にならない』とかそう言う要望ね、あ、ちなみにだけど『不老不死』とか『最強』とかそう言うのは禁止ね」
「?なんでですか?」
「まあ、なんでも『過ぎたる力は器がなければ意味がない』って言われててね。
それに『最強』なんて結局のところ、他の人と願いが被ったら最強じゃないでしょ?」
「あー、なるほど…少し考えていいですか?」
「ええ、良いわよ、ちなみに記憶とかは持っていけるから気にしないでね」
そう言って女性はいつの間にか置いてあった紅茶を飲む。
それから10数分ほどうんうんと悩み、男の結論が出た。
「なんかこう、魔法?魔力?で武器とか道具とか創り出せる能力が欲しいです」
「ん〜、なるほどね、少し待ってて」
そう言うと女性は目を瞑り、手を男の方に向け小さく何かを呟くとその手から光球が出て男の体に入っていった。
「ふー、これで終わりね、それじゃあ第二の人生頑張ってね」
「はい!行ってきます!」
男がそう言い終わると同時に光に包まれ、消えていった。
女性はやっと終わったと椅子に完全にもたれ掛かった時、机の上に紙が置いてあることに気がついた。
「あら?何かしら…………え?うそ!?」
女性が手に取った紙には
『転生神へ
今年は異例の転生者があまりにも多いため転生科の神員を増やします。
ただし、これは今回の転生者が第二の人生を終わるまでの事です。
また、140年前の件の案がまとまりましたので、後ほどお渡しする資料をしっかりとお読みください。
経理科科長より
追伸:とりあえず3柱ほど新神を送ります。なお、成績によってはそちらに永続的に置くことも検討されておりますので、頑張って下さい先輩。』
と書かれており、それを読んだ女性は小躍りしながら、新神のための仕事場を用意するのであった………。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
なお、主人公は出ていません。