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クリスティンとジャン
しんしんと降り積もる真っ白な雪を眺めながら、クリスティンとジャンは動物達と戯れていた。
ふいに、ジャンが何かを思いついたような顔になる。
「どうしたの?」
「いや……」
そう言うと、ジャンは銀月オオカミへと変化する。
そして、すりすりとクリスティンの頬にその美しい毛並みを擦り付ける。
撫でて欲しいようだ。
そっと、クリスティンはジャンの銀色の毛並みを撫でた。
ジャンはそこでサッと人間に姿を変えると、クリスティンの形良い唇に口付けた。
「ふふ、今日は甘えたいの?」
見つめ合うふたりは、完全に二人の世界に入り込んでいた。
ジャン、ちょっとキャラ崩壊してるよー(笑)