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エピローグ

 降りしきる雪の中、シンディは少し大きくなってきたお腹を擦りながら彼を待っていた。

 コール、愛しい人。

 

 優しく包み込んでくれたあの人を裏切ってしまった。

 あまりにも年が離れていた。

 きっと自分は異常なんだ。そう思って別れ、同年代のイケメンと付き合ってみた。

 でも違う。全然違うんだ。

 やっぱり自分には、コールしかいない。


 妊娠がわかって一層強く彼への愛を感じた。

 お腹にいるのは彼の子だ。

 ダンとはそういう関係になっていなかったから間違いない。

 

 彼とお揃いのブレスレットを見る。

 ダンと付き合ってからもずっと外せないでいた。なぜかはわからなかったけどようやくわかった。

 彼を、コールを愛していたから。

 

 自分の気持ちに正直にならないと。

 ダンを傷つけてしまった。彼には本当に申し訳ないことをしたと思っている。

 必死に謝った。そして別れてもらった。本当に、ごめんなさい、ダン

 

 向こうから来る人影、あれはコールだ。

 何て言おう、何を話そう。

 もう一度やり直そう。

 コールと、愛する人と一緒に……


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