剣の変遷
初期の時代
・鉄剣
鍛え上げた鋼などではなく単純に圧縮させ分子間密度を増しただけの剣。
分子間密度を増すのはそうでなければ騎士の力に耐えられず1振りで折れるからである。
・光剣
聖地からの支給品のため主に王都の騎士が使う剣。
柄尻からエネルギーパックを差し入れてそのエネルギーを刃として固定させる。
エネルギーパックの連続使用は3~4時間ほどになるのでその都度の交換と充電が必要になる。
白き極光のアルドルのおよそ600年前の時代
・ヴィブラシオン
エネルギー拡散コーティングなど対エネルギー技術の発展により光剣が無効化されたことにより王都が開発した振動剣。
刀身に柄から微量の熱が発せられる事で使用されている金属が超音波振動を発生させる。
熱を発生させる仕組みは光剣のエネルギーパックを使用。
光剣よりもエネルギー消費は少なく連続使用は12時間ほど。
後に王都以外でも製造されるようになる。
白き極光のアルドルのおよそ500年前の時代
・エペ・クウラン
王都以外で製造され後に広く普及した電磁剣。
鍔に当たる部分にヴィエルジュのデゥセルヴォから造られた複製品ディエスアムが備えられている。
これにより剣の質量を亜空間に預けることで剣の伸縮が可能になる。
合わせてシャ-ル・ヴィエルジュを通じてのカオン界からのエネルギー供給を可能とし半永久的な使用が可能になっている。
エネルギー供給はあくまでも剣に電磁場を発生させるためなどのわずかな量で固定されている。
これはヴィエルジュの補佐無しで過度のエネルギーを使用することが暴走などの危険を招く可能性があるためである。
刀身に電磁場を発生させる金属が使用され切断時に電磁場で刀身を包み切断力を増している。
ディエスアムの精神感応によって電撃を飛ばしたりバリアのように展開させることも可能となる。
白き極光のアルドルの東方偏以降~(もしかすると出さないかも知れないです、が以降の時代の作品には登場します〉
・グリモワール・ラム(仮)
いわゆる魔法剣。
精神感応金属の発見とアフェクシオン・ヴィルジニテの仮面との連動により魔法の使用を可能とした剣。
使える魔法はアフェクシオン・ヴィルジニテの仮面に組み込まれた術式に依存する。
魔法は主に〈火〉〈水〉〈風〉〈土〉の4属性に大別される。
まれに4属性に属さない魔法を使用する者もいるが黒騎士など特殊な例に限られる。