第1世代型と第2世代型で何が違うのか
作中で今後、第1世代型と第2世代型が入り混じることになってややこしいので第2世代型の名前を変更します。
第2世代型が生まれるのは黒き神殺しの系譜 第1部からおよそ2000年近く立っています。
地上に残された人々の文明レベルの発展は〈神々の黄昏〉を遅らせるためだけに妨害されているので1部の都市のみ発展というのは変わりません。
この時期に問題になっているのは王都の廃墟から技術を盗み出す冒険者によって聖地に頼らない都市が誕生し始めていることです。
つまり聖地の管理を外れ文明を発展させる可能性があるということになります。
第1世代型 シャ-ル・ヴィエルジュ
聖地から支給された物。
第2世代型 アフェクシオン・ヴィルジニテ
廃墟となった王都から冒険者達が集めた技術などを元にセ-ルマン・アルシミ-が生みだした者。
第1世代型との決定的な違いはヴィエルジュの胸にある超記憶媒体デゥセルヴォの量産化にある。
・以下の3つに使用される事になる。
騎士の持つ剣エペ・クウランの柄に埋め込まれている。
ヴィルジニテの胸にある。
鎧の内部にある。
・3つのデゥセルヴォは同じ胚核の培養で生み出されているので互いに感応しあうことができる。
・超記憶媒体でもあるデゥセルヴォが人工知能としての役割を持ち第1世代型とは違い鎧にも意思がある。
これにより第1世代型を上回る安定性と操作性を得る事になる。
・騎士、ヴィルジニテ、鎧、お互いに戦闘経験値の共有がある程度可能になる。
・鎧とヴィルジニテの双方のデゥセルヴォが亜空間を繋ぐ鍵ともなり召還する速度の向上と亜空間通信の安定によりヴィルジニテの精神的負担も軽減されることになる。
・亜空間内のエネルギー炉にもヴィルジニテと鎧の双方からのアクセスを可能とすることでヴィルジニテ不在でも歩行することが可能。
戦闘に関してはヴィルジニテがいないと未だに安定性に欠くので動かせる程度の認識になる。
・騎士の持つ剣エペ・クウランはその質量を亜空間に預けることで縮小化することができる。
これにより剣のサイズを小型化することで鎧の起動鍵とすると同時に騎士が肌に触れていなくても剣のデゥセルヴォと感応できる。
また騎士、ヴィルジニテ、鎧、の3者の間での精神交換を可能とすることでよりスムーズな意志の疎通が可能になる。
↑ 亜空間に質量を預けるには鎧のエネルギーが柄のデゥセルヴォから流れ込む。
このため預ける質量は安定した範囲内で有限であり小型化も元のサイズの大きさで違いがでる。
大まかな違いはこれらになりますが変更・改変の可能性もありますご了承ください。