序章
俺こと浅見 神は、精霊と契約し その力を振るうことの出来る「契約者」と呼ばれる人々がうじゃうじゃいるような世界にいる一端の高校生だ。俺の周りの学生は、ほとんどが契約者になって 手から火出してみたり、念じただけで物を浮かせてみたりと 使いようによっちゃあめっちゃ便利な力を持ってる。じゃあ俺もそんな素っ頓狂な力を使えるかというと そういうわけじゃない。俺はなぜか ありとあらゆる精霊と契約できないんだ。なぜかって?そんなの俺が聞きたいね。だが、そんな俺にもたった一つだけ生まれつきの力がある。そんなに期待するなよ?俺の唯一の力は、剣現といって何時どんな所でも俺が想えばこの手に剣が現れる。だが、その剣に特別な力が宿っていたり 俺が格別に剣術に長けているわけでもなく 実際のところほとんど宝を持ち腐らせてる。
「はぁ。もっと便利な力が欲しかったぜ。」俺がそんな愚痴を昼休みにこぼしていると
「そんな無駄口たたく暇があったら、剣の練習でもしたらどうなの?」と飯をつつく俺に美怜が話しかけてきた。
石見 美怜こいつは、俺の幼馴染であり数少ない友人の一人だ。俺とは違い、そんじょそこらの精霊とは格が違う海王との契約者だ。しかも成績優秀、武芸も達者。そんだけならまだしも、黒い短髪にぱっちりとした目という美少女要素を持ち合わせている。
「才能がないんだよ俺には。」
「才能がないって言えるほどあなたは努力したの?」
うっ。毎度毎度いやなところを突っつくやつだ。
「ほらみなさい。そんなことを言うのは努力してからにしなさい。」
「おまえみたいな才能満載のやつに言われても 説得力ねぇぞ。」
「あのね、私は努力したからこれだけの結果をえたのよ?」
「胸は努力しても成長しなかったらしいな。」
「うっ…うっさい!つーかどこ見てんのよこの変態!」
美怜は俺に鉄槌をかましてすたすたと歩いていってしまった。マジで痛てぇ。クソッ たんこぶできたなこりゃ。まったく、あいつの辞書には手加減の文字がないらしい。
「まぁ、こんな日常があるだけ幸せなのかもな」
こんな独り言をつぶやいていたこの頃の俺には、この未来くる あんな『非日常』は想像も出来なかったんだろう。
はじめまして鵺です。これが初投稿となるので、アドバイスをいただけると作者は感激します。
また 誤字脱字不適切な表現がありましたらばしばし!指摘していただいて結構です。
最後になりましたが、ここまで読んでくださり本当にありがとうございました!
!作者は受験生のため更新の頻度が崩壊する可能性がたかいです。でも勉強の合間に少しずつでも書きます。なので応援宜しくおn(←自重!