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第2章part2

一回第二章part2を書いてたんですけど、眠くなっちゃってボーっとしてたら途中のやつ投稿しちゃったんですよね…。すみませんでした。


気を取り直して前回のおさらい

謎のおにいさん、アルバに「そうだ、京都行こう」的なノリで異世界行こうって言われてしまった司。結局、上手く丸め込まれて異世界に行くことになってしまったのだった…。


いまさらですが、前書き、後書きはフィクションです。実際の登場人物、内容とは似て非なるモノなのであしからず。

あしからずって何?


 しばらく水のようなモノの中を進んでいくと白い光が見えてきた。その光が目的地へとつながる道なのだろう。期待と不安が司の心の中で渦を巻いた。とうとう来てしまった。意を決して司は白い光の中に飛び込んだ。

 一瞬体に強い衝撃が走った。気付けば大きな湖のほとりに辿り着いていた。はざまと、この湖は繋がっていたのだろう。

 そして、白い光の向こうには、美しい自然が広がっていた。

「すごい…」

 司がそう言った通り、そこには果てしない碧い空、悠然と浮かぶ白い雲、青々とした緑の草原、澄んだ小川が見渡す限りに広がっていて、圧巻の風景だった。

 アルバは慣れているのだろうか。この風景に対して無関心そうであった。

「えっと、ここ何もないんですけど、どこに行くんですか?」

 建物などの人工物は何もない。

 心配そうな顔をする司に、アルバは丁寧に話してくれた。

「これから王都ミエルに向かいます。少し遠いですが心配ありません。今乗り物を呼びますから」

 呼ぶといっても何を呼ぶのだろう。

 目をぱちくりさせる司をよそに、アルバは指笛を吹いた。

 ぴぃぃぃぃぃぃぃー。

「で?」

 今のところ何も起こらない。しーん…。しかしアルバは気にしていない様子。多分大丈夫なのだろう。

 何かを待っている間、暇なので、司はふと頭に浮かんだ質問をしてみることにした。

「もしかして魔法とか使えるんですか?」

 アルバは一瞬驚いた表情を見せた。

「あ、いいえ。時を止めるときも特別な時計があったから出来たことですし、水晶も水晶自体に力があったから使えたんですよ。これから来るものも、指笛を決まった音で吹けばそのうち来てくれるのです。私は魔法など使えません」

 そう言った後、アルバは空を見上げた。相変わらず何も起きない。

 すると、上空からバサバサと大きな音が迫ってきた。司は吃驚して上を見た!

「きゃぁあっ!」

 司が見上げた先には、天を覆うように広げられた翼をもつ大きな鳥のようなものがいた。鮮やかな群青の羽毛が美しい。よく見れば、鳥とは違い、前足がついている。

「これは人や物を運ぶ獣です。野生はこの国で一番高い山に住んでいるんですが、これは飼育して調教してあるんですよ」

 アルバは慣れた様子でその獣に装着された鞍などの準備をしている。しかし司は怖くてなかなか近付くことができなかった。

 なにしろ大きいし、猛禽類を彷彿とさせる頭と鋭い瞳が獰猛な雰囲気を漂わせているので怖いのだ。

 そんな司を気にせず、アルバは獣の頭を撫でた。

「見た目だけで判断してはいけませんよ。生き物はもちろんですが、人はなおさらです」

 司はなんとなくその言葉に含まれているものを感じたのだが、分からなかった。とにかくアルバに手伝ってもらって獣に乗った。

 命綱をしっかりとつけて、準備はしっかりできた。アルバは鞍を足で軽くたたいた。それが合図となって獣は空へと舞い上がった。



今回はここで終了です。力尽きそうなので。

また微妙なところで止めちゃいました。すみません…。


アルバさんは謎な人ですね。書いてて楽しいです。


なんとなく次回予告(あくまで予定)

竜?馬?蟹?なんで着物?それと司が異世界に来て、しなければいけないこととは?


忙しくなってきたので更新は遅くなります…。

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