第1章part2
変なところで切っちゃってごめんなさい。私はこんな感じで適当です。ゆるゆるです。
ちょっと話がぶっ飛び、ハイスピードで進行します。すみません、私の力量が足りないばかりに…。ついておいでなんて無理無理無理無理無駄無駄無駄無駄ァ!
あ、前回のおさらいをしますね。
「ここは、異世界と異世界のはざまなんです。ですから迷うと大変なことになります」
東京旅行で迷った司が辿り着いた「はざま雑貨店」で出会ったのは、風変わりな青緑色の瞳の男の人だった!
では、読んでください!
「ここは、異世界と異世界のはざまなんです。ですから迷うと大変なことになります」
司のような抜けた人間でも理解しがたい言葉だ。
「はぁ…。私にはよくわかりません」
「これ以外の言葉では説明できませんねぇ。でも、本当のことです。世界には不思議なことがたくさんありますから。ところで、貴女はその瞳の色を不思議に思ったことはありませんか?」
まるで今までの司の悩みや疑問を見透かしているように、彼は笑みを浮かべた。
「…確かにそうですけど。あなたは何か知っているんですか?」
訝る気持ちより好奇心が勝った。
「見ての通り、私もこの瞳ですから。もし貴女の都合がよければ向こうの世界での明日、この瞳の色の理由をお教えしましょう。危害を加えるつもりはございません。多分その日のうちに元の世界に帰ることが出来るでしょう。ちょっと体感時間は長いのですが…」
彼は自らの猫のような瞳孔のある瞳を指差して言った。
旅行は今日までの予定で、帰るつもりだったのだが、司はふと考えた。
『この人は私を知っているの?』
その思いは頭の中で渦を巻いて離れなくなった。長い間謎だった自分の生い立ちが分かるのだ。危害を加えないと彼は言っているし―まぁ、司は人を簡単に信じてしまう性質なので危ないのだが―司は予定を変更してでも話を聞こうと思った。
「来てくださいますか。嬉しいです。ですが、もう向こうの世界ではかなり時間が経ってしまった。友人とはぐれたのでしょう?はざまの出口を教えましょう。そこに友人もいるはずですから」
なぜか彼は、司が彼の提案に同意したことや、友人とはぐれてしまったことなど、話してもいないことを司の心の中を読んだかのように言ってしまった。
しかし、司は細かいことをあまり考えていられなくなった。
そう、司はこの時ある種のパニックに陥っていて気付かなかった。
自分の人生が大きく、しかもハイスピードで変わることに…。
微妙な話の切り方をしてしまいました。すいません。
今度こそ…次からはばびゅ~んとぶっ飛んだ話にしますのでよろしくおねがいします。
なんとなく次回予告
ほいほいついていくなんて現代社会ではちょー危ないぜ!でも細かいことは気にしない。だってこれはファンタジーだから。