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野獣BEASTERS  作者: 佐藤と塩
本編
2/2

第壱話「あの男」

戦況ってむずい

野十先輩:「あーぁ........なんかおもしれーことねぇかなー。人生退屈だよー.....なんでも強ければいいってもんじゃないな」


テレビ:「次のニュースです。現在西野町にて何者かが暴れている様子です。」


???:「この辺の旨い屋台のラーメンを食わせろぉ!」


野十先輩:「おっ、おもろそうなことやってるやついるじゃーん。西野町まで行ってきますか。」

ブロロロ......


野十先輩:「この辺かぁ?降りるかぁ」


ズドォン!!


野十先輩:「ぐわーッッッ俺の愛車がーー!」


野十先輩:「畜生!誰がこんなことしやがった!」


野十先輩:「って......なんだこれぇ!?西野町半分吹き飛んでんぞ!」


町の人:「あんたは....野十君かい!?」


野十先輩:「そうだけど、いったいこれは?」


町の人:「俺もよく知らんが空に突然蒼い光?炎?が現れて、そこから人が出てきてこの街を吹き飛ばしちまったんだ!」


野十先輩:「人?それってあいつのことか?」


(煙の中から赤いマフラーがちらつく)


???:「せんぱぁい 忘れちゃったんですかぁ?俺のことを。」


野十先輩:「俺のことを知っている?...まさかお前....」


KMR:「あんたの後輩、KMRですよぉ!」


野十先輩:「お前、なぜ俺の後輩でかわいいやつだったのにそんなことに!」


KMR:「俺、気付いちゃったんすよ。先輩から教わるより、神から「力」をもらったほうが早いって。」


野十先輩:「お前ッ!俺の教えでは神から絶対に「力」を授からないということを第一としていただろう!」


町の人:「あんた道場やっていたのか!」


野十先輩:「昔ちょっとだけな。でも何者かに道場破りをされてしまってな。それっきりだ。」


KMR:「さぁ、お話もここまでにして、早速戦りましょうよ「師範」。


野十先輩:「畜生ッ!」


KMR:「まずは手始めに......」


(KMRがおもむろに手に力を込めて気弾を作り始める)


野十先輩:「あれも神の力か!」


KMR:「先輩!行きますよぉ!」


野十先輩:「クソッ!」


(ギリギリのところでよける先輩、しかし____)


ズドォン!


野十先輩:「あっぶねぇ!あのヤロ.....」


ズドッ


野十先輩:「カハッ....」


KMR:「鈍りましたねぇ!先輩ィ!」


野十先輩:「体勢を立て直さねば...」


(凄まじい気弾が先輩を襲う)


ズドドドドドドォ.....


KMR:「これで終わりじゃありませんよぉ!」


(KMRの腕から青紫の不気味な大鎌が出てくる)


野十先輩:「何だアレ...」


KMR:「逆巻け!”大絶禍”!」


野十先輩:「避けなければ....!」


(先輩は思い出した...本当の体の使い方を。)


KMR:「キーハハハハハハァ!これでかつて最強と謳われた先輩も終わりだぁ!」


(西野町に傷跡が刻まれる....かつての歴史を刻むかのように...)


野十先輩:「よぉ、どこ見てんだ?」


KMR:「なっ..何時の間にッ!」


野十先輩:「野十拳!」


KMR:「グガァッ!」


KMR:「あれは....」


KMR:「あ....あぁ....」


(先輩の気迫に後ずさりをするKMR)


KMR:「何かの間違いだ!えぇいッ!解樂峨(ゲラクガ)


ガギィッ!


野十先輩:「ビーストモードの俺には効かんぜ....ハァッ!!!」


野 十 ビ ー ス ト モ ー ド


バゴォン!


KMR:「ガッ!」


野十先輩:「こいつで終わりだ!」


野十先輩:「114514倍!野十拳!!!!!」

ドッッッッ

ゴォォォォォン!


KMR:「神の力を持つ俺に仇なすというのかァーーーッ!!!!!」


野十先輩:「俺の拳で消え失せろォーーーーーッ!!」


KMR:「クソがァァァァァッ!」


町の人:「とんでもないことになっているなぁ......」


町の人:「いったいこの町はどうなってしまうのだろうか....」


町はずれのビルの屋上にて________


???:「あのKMRがイカれてしまったか....」


プルルルル....プルルルル....


???:「もしもし。こちらコードネーム「HAKR1」。KMRがやられてしまいました。フフッ...野十のやつも少しはやりますねぇ...彼の死により少し計画にズレが発生してしまったが.....特に問題ないようです。だが計画を少し変更しましょう。ですがこの話は本部に帰ってからしましょう。では、」プツッ


野十先輩:「はぁ...あいつを殺してしまうことになるとは.....これも師範としての責任だな。」


町の人:「責任を感じなくてもいいよ。あんたはこの街を救ってくれたんだからな。だが、なぜあいつもラーメンを食べたくてそこまで暴れていたのだろうか....」


野十先輩:「さぁな。だが、あいつは道場から帰るときにはいつもラーメン屋の屋台に行っていたな。」


野十先輩:「まぁ、この程度の力で俺に向かってくると痛い目に合うってあいつも天国で分かっただろう。」

第壱話、完

また見てねー

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