表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
エイリアンズゲーミング  作者: 春木千明
フリークダンス杯編

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

55/73

第53話【VSペロリスト3】

評価、ブックマークなど頂けると励みになります。

 迎え撃つ防衛側。チェックポイント付近の高台でリッカーのアームズが鎮座していた。シールドを展開させ、その後ろからウォーカーのトリガー、メイのガンマン、アカリのフロッガー、ネコプライドのホークアイが接近するペロリスト一行への射撃を開始した。


『エイリアンズの構成は変わらずラッシュ構成ですかね? 梅木さん』

『そうですね。一応ラッシュ構成のコンセプト的には移動速度(スピード)強化(ブースト)できるフロッガーが入ってることになりますから』

『以前スクリムではウォーカーはブギーマンを多用していたようですが、先週からニンジャとトリガーを採用し始めましたね』

『ブギーマンはテレポート(TP)、無敵化の二つのスキルで敵に近づいて近距離高火力のショットガンでダメージを出しながら帰ってくるっていう戦い方が得意なんですけど。向こうはホワイトウィングがいますからね。TPも無敵化にも距離の制限がありますから、近づくこともできずにワンピック取られることを嫌ったんじゃないですか?』


 ペロリスト一行は着々と近づいていき、ポイント前の噴水オブジェクトに到達した。長距離から中距離に変わるくらいの距離感。距離減衰のあるキャラたちの火力が、適正距離となる間合いだ。

 そしてペロリストの攻撃が本格的に始まる。


A2C(アツシ)はそのままタンクの方に向かって攻撃続けてくれ」

「大丈夫大丈夫撃ってる撃ってる今俺の位置最高にイイ感じだからこのままタンク全滅取れちゃうかもしれないってかあいつらすごいダメージ食らってるぽいからこのままやれちゃうんじゃないやっちゃわない?」

「それはこっちで合図出すから待ってろ」


 アツシが使うボマーというキャラは、銃で撃ち合いをしない。

 それは放物線を描きながら、一度の跳ね返りの後、爆裂する擲弾。

 即ち、グレネードランチャー。直撃で一二〇ダメージをたたき出す、高火力武器である。

 

『いやーこれはエイリアンズもきついですね。ボマーの攻撃がシールドに着実なダメージを与えていきます』

 アツシの言うことは的確ではなく、実際に大量のダメージが入っているのはリッカーのシールドに対してだ。その残り香である爆風が少しずつではあるがエイリアンズのチームHPにダメージを与えていた。

 さらに遠く、攻撃側のリスポーン地点からの長距離の射撃が飛んでくる。

 バジリコのホワイトウィングによる狙撃だ。


「リッカー。シールドはどんな感じ?」

「そろそろ三〇パーセントってところかなァ」

「じゃあ全員降りるぞ。ネコ、リッカーと一緒にエリアの方で守ってて」

「オーケイ」


 この場面はセオリー通り。一連の決まったセットアップと攻防戦。今まで何度もスクリムで行ってきたことで、これ以上の改善も特にない。攻撃側はマップの性質上スナイパーの有利があるし、防御側は固定ポジションでガチガチに固めながらウルトチャージの通行料を得ることができる。

 バジリコは射撃で「とっととそこを退け」と意思表示をし、アカリがそれを汲んだ形であることをウォーカーは理解していた。


(怖ぇ~バジリコさんのスナイパー! シールドで当たらないのわかってるけど、バッチリアカリさんのヘッドライン意識して撃ってるじゃねえか!)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ