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エイリアンズゲーミング  作者: 春木千明
2 スクリム編

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47/73

第47話【侵略開始13】

ブックマークをしてくださってる方。

作品を追い続けてくださってるおそらく20数名くらいの方々。

お疲れ様です。ここまでありがとうございました。

戦う描写があっさりとしていて、皆様のイメージ力にとても依存した内容だったことでしょう。スクリム編はここでいったん終了です。

現状7万文字少し。皆様がいたから続けられていたのは間違いないです。


この作品は流行りの異世界転生チックなVRMMO系ではないし、出てくる人物がみなチート級に強いといった爽快感がなく、筆者がEスポーツの技術的な面に魅せられて、好きで書いた小説です。

タイトルも地味だし。文法も拙い。このサイトでは親しみのないジャンルだと理解しているので、最初の1人が見つけてくれた時でさえも嬉しかったことを鮮明に覚えています。

なんなら検索で見つけられる人もいないと思っていました。小説家になろうのジャンルは何故『SF』枠でVRMMOなのか未だに理解に苦しみます。あと『ゲーム』で『Eスポーツ』枠作れマジで頼むから。


あとストレートエッジの三木一馬さん。いつか振り向かせて見せるから覚悟していてくださいね。

 一方で、リッカー対マッコイ&牛久保ビーフ。サポートの回復を擁しながらの二対一の状況はハレモノ側に有利ではあったが、勝負は急を要していた。


 エイリアンズ側のホークアイがキルされてから一〇秒が経過していた。そろそろリスポーンをして走り始めるだろう。そうなるとシラカバは今対戦しているニンジャに加えて、ホークアイを相手にしなくてはいけなくなる。

 順当にいけばシラカバは倒され、その後はこちらに合流して、二対三の人数不利が生まれて全滅。もしくはこちらがリッカーの相手をしている間、陣地占領を完了させてゲームオーバーだ。

 だからここで、リッカーを速やかに倒さなければならない。


(クッソ! やっぱリッカーのエイム強えー! 中距離でやり続けたら絶対に負ける!)

 失敗ができないこの状況。

 射撃能力はリッカーの方がはるかに上。

 ならばと、一つ残らず弾を当てるためにマッコイが選択した戦い方は至極単純。



(――――だったら、もっと近くで無理やり当てる!)



 振れば拳がかすり合うほどの超至近距離。インファイトだった。

 これにはリッカーも防御スキル『オーバーアームズ』でダメージカットを自身に付与させて応戦する。

 灼熱に輝く巨大な騎士たちが、射撃と拳、シールドとスキル、そのすべてを振り絞った戦いだ。


 籠手型の射撃武装『ハンズフリー』を構えて叩き込みながら、リロード時間の合間は近接格闘パンチで互いにHPを削り合う。

 そして二人の周りを飛ぶようにフロッガーが射撃を加えるも、リッカーはシールドを巧みに使いこなして射線を切りながら捌いていく。



 考えてみれば不思議だ。エイリアンズは圧倒的優勢な状況で、今ここで占領を完了させる必要はない。

 全員一度このウェーブを落として、リグループをしてもう一度勝負を始めてもいい。

 それくらい余裕のある試合展開を行ってきた。



 勝負をしない、という選択肢があるのにそうしない点はさすがリッカーというべきか。

 目の前の全てを屠ろうとする破壊神としての恐ろしい性なのだろうか。

 いや、彼ならきっと笑顔でこう言ってるに違いない。



「いいよ。じゃあ、勝負しよォか」



 ゲームが好きで、戦うことが好きな彼のことだ。

 この勝負に乗ってくれているのは、ただ楽しんでるだけかもしれないし、彼の優しさなのかもしれない。勝つためだったら、こんなことをしなくてもいいのだ。


 そんな考えが頭を(よぎ)った。

 ただの思い違いかもしれないが、マッコイの食いしばっていた口元は緩んでいた。



(……ありがとうリッカー。やっぱお前は最高だ)



 決着は五秒もかからなかった。

 だが、マッコイにとってこの時間はとてつもなく長く、ゆっくりとしているように感じた。


 先にオーバーアームズの展開をしていたマッコイのダメージカット効果が切れた。同時にリッカーから受けるダメージ量が増えていくが、フロッガーが命の灯火(HPゲージ)を絶やさないように回復させ続ける。

 そして均衡は崩れる。

 リッカーのオーバーアームズが切れて、HPの減少が早まっていく。

 ビーフもフロッガーのスキルを出し尽くし、火力を全面的に押し出した二対一。シールドを使ったリッカーの立ち回るも、シールドは割られてリキャストに入った。

 残り僅かなHPを近接格闘で削り切り、遂に化け物は討伐された。


「やった……やったぁ! リッカーを倒した……!」

 牛久保ビーフは喜び、すぐに次のことを考えた。占領地に行って、仲間が到着するまで守らなければならないからだ。

 だがそれは叶わない。




【――――ライデン・ブレード!!!】




 轟雷の一閃。

 空気が炸裂する音が響き、黄色い稲光とともに斬撃が走る。

 キルログには牛久保ビーフの名前とキルした相手の名前が載っている。

 そう、ニンジャだ。


 刀身に雷光を纏わせて、刃の切っ先はマッコイの姿を捉えていた。

 影をも見せぬ動きで走り出すと二つの雷が響き渡る。



 復帰を開始していた鷲宮イグルだったが、その手は陣地に届かなかった。

 占領完了。エイリアンズの勝利となった。

ここまでついて来れたんですから、本番編もっといろいろ書いても……良いよね?

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