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エイリアンズゲーミング  作者: 春木千明
2 スクリム編

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39/73

第39話【侵略開始5】

「アムズアムズアムズ! フロッガーフロッガーフロッガー!」

「フロッガーロー! めっちゃロー!」


 フロッガーのバフを受けて前へ前へと突き進んでいく。

 延焼効果が付与された状態で万全のHPを保つことはできず、エイリアンズの陣形は後退し始める。

 全員が声を上げて体力状況を報告していた。状況を整理していくとハレモノは有利に持っていけてることをチーム全体が理解していた。

 だが、向こうもただでやられるわけがないと理解していた。


【Don't stop beat】


 エイリアンズのフロッガーがウルト『ラジカルハート』の発声を響かせると、緑の波動がフロア一帯を伝播する。

 フロッガーのウルトによる一時的な体力上昇効果。回復が間に合わないと判断したエイリアンズの対抗策だった。


 体力不利は覆り、エイリアンズは一転反撃を開始する。

 このまま続ければ返り討ちに合ってしまうことは時間の問題だ。だからマッコイはエイリアンズと戦う際に一つ徹底させていることがある。

 それはフロッガーウルトが展開された場合、こちらもウルトを返すことだ。


【Don't stop beat】


 今度はハレモノのフロッガーウルトが展開され、味方達を緑の波動が包み込んだ。

 フロッガーのウルトの効果時間はおよそ六秒。その間はサポートもヒールより攻撃にやや比重を置いて勝負ができるようになる。


 全員が全力で攻撃を行う、六秒間の殴り合いになる。


 マッコイはより有利対面を作れるように、シールドをあえて敵タンクの後方に設置した。

 シールドは敵の弾丸を防ぐだけでなく、敵のヒールを遮る効果も持つため、占領地から長距離射撃でヒールを回しているホークアイの斜線を切ったのだ。

 

 これでHPの回復サイクルを崩し、かつホークアイからの攻撃を防ぐことができる。

 実質、五対四の状態を作った。


 そのままフロッガーの移動速度上昇に合わせて、盾を割ろうと近距離射撃に移行していたガンマンに対して勝負を仕掛ける。

 さすがのHP増加効果も五人からの射撃を受ければひとたまりもない。あえなくガンマンは散っていく。

 だがその移動中の隙を逃すわけもなく、リッカーは攻撃を続けている。

 体力が減り、もうあと一撃で死んでしまうところだったがその点も対処は考えていた。


「ドッゴさん! ブーストバレッド頂戴!」

「了解っす!」

(ホークアイの『ブーストバレッド』で即時回復、火力上昇、ダメージカット付与を使って、この場を完全に取りきる! 神様お願い! あと四人このまま倒させてくれ!)


 相手にもホークアイがいて体力が減った直後にウルト返しを食らう可能性は理解していたし、それでもチャンスができたのならトライしないで成就できないより、チャンスにかけるほうが得だと割り切った上での行動だ。


 マッコイはここで一つ失念していたこと思い出した。

 それは相手の構成のこと。


(……あれ、DPSあと一人(ブギーマン)どこ行った?)


 直後、味方のホークアイは背後で切り裂かれていた。

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