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エイリアンズゲーミング  作者: 春木千明
2 スクリム編

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37/73

第37話【侵略開始3】

 人生が二度あれば、なんて考えも起きなかった。


 まるで悪夢を見ているかのようだ。


 一度はアンインストールをしたゲームをもう一度プレイすることになるとは。

 そのきっかけになった相手と、もう一度戦うことになるなんて、誰が想像することができただろうか。


 元プロは専門ロールを使うことができないという縛りのもと、リッカーはタンクを担当している。

 第一週のエイリアンズの成績は不振だった。リッカー自身は変わりなく天上天下唯我独尊と言わんばかりの攻撃的なプレイを見せていたが、それでも負け越していた。


 それはこのゲームの特性上、チームプレイが必須だからだとマッコイは想定していた。


(いくらリッカーとはいえ、ある程度自由に動けるDPSと違ってタンクっていう一人しかいない役割になれば行動に制限が付く。だから優秀なDPSのいないエイリアンズは負けているんだと思っていた……)


 例え相手が世界大会のMVP選手であろうとも、それは最高水準の集まりの中での話しだ。

 コミュニティ大会に参加するメンバーもそれなりに実力や基礎があろうとも、選手のそれには遠く及ばない。


 例え寄せ集めのチームであっても、連携を磨けば化け物だって殺すことができる。

 そう信じていた。


(いきなり強くなるとか、どうなってんだよふざけやがって!)


 エイリアンズは強くなって帰ってきた。

 リッカーの歩みは以前よりも軽やかになり、体力不利の状況に陥ってもあと一歩が届かない。


 ここまで三戦を終えて、エイリアンズのストレート勝ちの状況。

 時間でみてあと二戦できるかどうかも怪しいところ。どうあがいても今日は勝ち越すことができないだろうことは理解していた。 


 まだ本番ではない、それでも試合だ。

 勝ちたいという気持ちで負けるつもりはなかった。


(俺はもうプロになることを止めた。それでもゲームは続けてやってきたんだよ! ALをやらなくなっても、他のゲームだって何百、何千時間とやってきたんだ! 思い出せ、俺のやってきたゲーム達を! そこで育てたゲームのスキルを!)


 どきどきヒロインズ:三五時間

 その場ビッチ:三〇時間

 フィッシングマスター:三〇〇時間

 ラストファンタジーシリーズ:合計一九〇時間

 ベータリンクス:一〇四時間

 バーテックスエージェント:一〇三〇時間

 MMORPG系ゲーム:合計八〇〇〇時間

 etc……


(駄目だ! 俺は過去を振り返らない! 現在(いま)を生きるんだ!)


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