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エイリアンズゲーミング  作者: 春木千明
2 スクリム編

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35/73

第35話【侵略開始】

ここでの主題はフリークダンス杯に参加したチーム『ハレモノ』のリーダー・マッコイからの視点になります。

米津玄師のplasmaを聴きながら書いてたので、良ければこの侵略開始パートは音楽を聴きながら読み進めてみてください。


米津玄師【Plazma】↓

https://youtu.be/fp3F6TqBsAU

 スクリム二週目の月曜日がやってきた。

 チーム『ハレモノ』はエイリアンズとのスクリム練習をすることになっていた。

 ハレモノはプロチームでもなければクランでもない、寄せ集め集団で名付けたチーム名だ。

 今回リーダー枠をもらった配信者のマッコイが、企業所属のVtuberやプロゲーミングチームのストリーマー部門のメンバーに声をかけて結成した経緯がある。


 人気は高いが優勝できるかどうかは難しい、というのがスクリム一週目を終えたマッコイの率直な意見だった。


 だが、他のチームと比べて天と地ほどの差があるわけではない。

 現状エイリアンズが成績不振を叩き出し続けている。

 そのため「少なくとも最下位は免れるだろうか」と考えていた。


 エイリアンズは完全に不調であった、はずなのだ。


「やばいやばいやばい! こいつらメッチャ押してくる!」

「フロッガーフロッガーフロッガー! あ、いやガンマンガンマンガンマン!」

「ムリ~ごめん死んだ!」


 マッコイは元プロゲーマーだ。ベータリンクスの前身であるアルファリンクス時代の日本代表としてアジア大会に参加したこともある。特にキャラの調整に聡く、新しいアップデートが入るたびに確認してはそのシーズンの最強キャラについての解説動画などを公開している。


 その結果ラッシュ構成に該当するキャラが強い、と結論をつけてチームにそれを練習させたのだ。

 多少の違いはあれど、同じファイトスタイルのエイリアンズ。

 ラッシュどうしのぶつかり合いは、真正面からの殴り合いになるはずなのだが、それは成立しなかった。


 リッカーの使うアームズを起点にエイリアンズのメンバーが雪崩れ込んでくる。

 ハレモノのメンバーは全員がコールを上げて集中砲火(フォーカス)を合わせるが、敵を倒しきることができない。


 体力を削られた者は下がり、体力が十分にある者が前に出てきて火力を出していく。

 グルグルとHPの回転をしながら舞い込んでくる、味方からの阿鼻叫喚の声も重なり、まるで嵐が通り過ぎていくかのようだった。


 その時、マッコイは思い出した。

 元日本代表として出場したアジアの大会。そこで猛威を振るっていたリッカーの圧倒的破壊力を。

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