暇つぶしで書く経済?の話
何言ってるのこいつ、と思ったらすぐにサイトを閉じ、面白い方の小説に行かれることをお勧めします。
この間、ひとつ気になる問題があったので、暇つぶしに考えていきたいと思います。問題文も変えてあるので、詰らなかったらごめんなさい。
例題
とある商品の原価が700円のものがありました。A氏はB社に対し、900円で売りました。しかし、C社ならこの商品を1200円でこの商品を購入したいといい、A氏は慌てて、B社に取り次ぎ、1000円で買い戻し、C社に1200円で売りました。ここで問題です。儲けはいくらでしょう。
これが問題でした。この問題は、見るとすごく簡単に見えますが、よく考えると答えによっては経営者としてほしい人材がわかる問題となっています。
儲けだけを求めるのであればいろいろな見方が必要になってきます。
・1つ目は700円の物を900円で、1000円の物を1200円で売ったのであれば、400円の儲けが出ていることになります。投資家・消費者の考え方ではありますが、一つの経営の仕方であるとは考えます。
・2つ目は700円の物を900円で売ると、200円の儲けが出ます。しかし、1000円で買い戻すと、100円の損が出ます。さらに1200円で再び商品を売れば、再び200円の儲けが出ます。つまりこの見方で言えば純利益が300円の儲けが出ていることになります。
・3つ目は本来初めからC社に売っていれば700円の商品が1200円で売買できており、500円の儲けが出ていたはずでした、しかし2つ目で述べたように純利益は300円でした。つまり、この売り方では200円の損が出ていたことになります。
このような答えがあります。さてあなたが、経営者ならどの人物を採用したいか。
とはいえ、このように書かれていれば、3つ目が正解であると思います。実際にテストの合格者は3つ目の回答者でした。
私もこの問題を読み、当たり前だと考えました。ですが、最近、自身に起きた身近なことでふとこの問題に対し、いくつかの損得を考えました。おかしいだろ、なんか変と思う方はいらっしゃると思いますが、自身の考えに基づいたものですのでご了承ください。
損得と申し上げた通り、先に損から見ていきたいと思います。とはいえ、金銭面に対しては上記の通りですので、此処では上げないことにします。
この問題の損とは何か、一つがB社に売ったものをわざわざ買い戻してまで取引。商品の売買するのにとって、必要なのはまず信用であると考える。この例題では、一応売価以上の取引をしているため、いさかいにはならないと考えるが、相手としては面白いことではない。これはB社にとって、C社以下だと、言われるようなものと感じ取れば、二度とA氏の会社とは取引をしなくなることも考えられる。すると最悪、今回儲けた以上の損害が発生する可能性が生じる。
いくつかといったが損で一番大きな問題になる可能性があるとすれば、これになるだろう。目先の儲けに手を出し、未来の損に目を向けない。ある意味人間らしい選択であったのかもしれない。これらを防ぐには情報収集や市場のリサーチ、教育、など上げればいくつもあるが。A氏のミスをA氏のものだけにせず、会社として、この一つのミスに目を向けなくては、2度あることは3度あるように本人以外に起こす人が出てくる。それを、なくしていくことこそがある意味、この問題の答えにつながるのではないか、そう考える。
では得とは、損ばかりに目を向けると何もない気がするかもしれませんが、一つはC社とのつながりが出来たことや、200円だった商品から300円の純利益を出したこと。A氏のその能力があったことは、会社にとっての得であったかもしれません。
皆様にとってこの問題はどうだったでしょうか。たった一つの考え方でこのように変化していく。私にとっては大変興味深いと思いました。人生とはわからないもの、このミスが取り返しのつかないものとするか、転機であると考えるかは考え方ひとつで変わります。ですので、現在の損得を見すぎず、慎重に未来を見通していく。それこそが人の能力を最大限に生かせる人、それこそが経営者の求めるべき人材である。そう考えます。
なんか、生まれてきてごめんなさい。
文才なさ過ぎてごめんなさい。
ごめんなさいorz