表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
98/347

81話 祝ゲート開通 壁を乗り越えろ

 トウ・ダーラに帰ってきて初日は同盟締結の報告と、お祝いの宴をする。

 アンダルシアは国の規模が大きくなって大喜びだ。

 俺も嬉しいよ、宴には同盟国の人間がすべて集まる。

 俺が「またくるよ」といったけどアーガシアとガニメデも参加していた。


 かねてからルーが設計した移動門ゲートが完成したことが大きいだろうね。

 このゲートは登録した人間しか通さない優れもので、しかも移動に魔力を使用しない。

 詳しく言うとトウ・ダーラの土地のマナが稼働源になっている。

 こうすることで戦争の場合魔力がないものでも避難することができる。

 避難先はもちろん戦争になっていないトウ・ダー^ラの同盟国さ。

 補足してルーのこだわりで長蛇の列ができないよう、一度に一万人までなら通過できる仕様なんだとか。


 俺もできてからルーとパラディーゾへ飛んだが、ゲートの付近が広範囲の魔法陣で包まれるそして中の人間を転移させるのだ。

 便利だよね思わずハジメに教えてもらった「〇こでもドア~」って言いたくなるぜ。



 話を戻して宴の中で俺はアンダルシアにアーガシアとガニメデを紹介する。

 アーガシアはアンダルシアを見て思うところがあったらしく、俺を見た後だった。

「かなわぬのぅ。ここは第二夫人狙いでいくのじゃ」と言っていた(アベルは第二までしか聞き取れなかった)





 二日目。

 俺は稽古をつけることにする。

 まずはミラルカのように分体を三人つくって修行者を振り分ける。


「みんなもわかってる通り王一人が強い国は脆い。王不在をねらえば簡単に国を、おとせてしまうのは言うまでもないだろう。自分の身は自分で守るのがこの世界の鉄則だ。」


 あつまった俺の仲間はみな一流の戦士だ。

 何も言わないが顔に「言われるまでもないぜ」とでている。

 頼もしいやつらさ。

 俺はみんなに笑顔を見せて「三人のソンクウは右から優しい・ふつう・きびしいレベルにしてある。みんなが考えて、自分にあった修行に入ってくれ」


 神以外の種族が到達できるレベルは英雄級 (8000)までで、そこで成長限界が来てしまう。

 だが俺の仲間には限界の壁を越えてもらう。

 実験してるみたいで気は進まないけど、サポート種の俺が神越えになれたんだからいけると思うんだよね。

 ニャハルが念話で「マスター無茶にゃ」というがここは無視する。ごめんね。


 ちなみに優しいソンクウのレベルは10000小神と同じレベルで、ふつうが12000大神と同じレベルだ。

 きびしいは創造神より少し弱くして14000レベルに設定してある。

 どうあがいても勝てないが実戦ほど力をつける修業はないからね。

 ここはきびしくするよ。


「おもしろい! 俺はきびしい大兄貴に行きますよ」


 先頭で出たのはヒト三郎だ。

 フェンによるとミラルカと婚約を済ませてイフマナスの王になってるらしい(主権は女王のミラルカだよ)。

 そのせいか魔族たちから「おぉ」や「さすがキルレイン王」と声が聞こえた。

 ヒトも拠点をイフマナスに移してるし、当初の目的もはたせたね。

 ミラルカが俺とトウ・ダーラに敵対することは完全になくなっただろう。


 ヒトに続いてみんな触発されたように出ていく。


「のぅアヤナ。わしらはどうしようかのぅ」


「きまっておるわガネット。やさしい一択じゃ、なんでわざわざ苦労する方に行かないと、いけないのじゃ」


 俺は笑顔になって、やる気十分な発言をする二人を後ろからやさしく。

 もとい力いっぱい抑え込んできびしいソンクウの列に並ばせる。

ガネットとアヤナはこの世界最初のカンストを越えた事例で記録されます。

神越えとソンクウは特殊なので除外されてるのですが、修行でカンストを越えたのはこの二人なんですね。 

事実だとアーガシアが最初のカンストを越えた例です


  面白かった次も読みたいと思われた読者さま


          下の



      ☆☆☆☆☆を押して


      ★★★★★に変えてください



      彦間がよろこびます

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ