表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
100/346

83話 チキュウへもう一度行こう

んーなるほど。

 ミラルカの話を聞くとこういう事らしい


・キル君 (ヒト三郎のこと)と婚約も決まってながく一緒にいたいから、キル君を魔族に転化しようとしたけど「俺は人間種がいい」と断られる。

 ミラルカも納得している


・寿命を何とかしたいけど神越えの力は使いたくない (ズルしてるようだし、使うのになれると困ったらチートで解決したらいいやと考えるようになる)


・なら今の種族から修行を重ねて精霊になればいい。(精霊は神の一つ下の段階で全種族が精霊になれる。天人も天人→精霊→神と修行をすることで神を目指す)


・天界の精霊はどうやって精霊になったか天界の掟で言わないので、地上の精霊を探すしかない


・地上のある場所に精霊になって生き続けている人間種がいるが、彼はその場所を自分の力で隠している


 なるほど、神越えのミラルカなら力を使えば隠れ里を見つけ出せるし、力づくで精霊になる方法を聞き出せるだろうけど。

 では相手から見た場合はどうだろうか。


 隠している場所を無理やり暴いて、精霊の成り方を教えろと言われたら意地でも言わないとなるかもしれない。

 その隠れ場所に言く方法をみつけることが試練になってる場合も考えられる。

 ミラルカもそこまで考えて悩んでいるんだね。

 俺は立ち上がると


「いいぜ。隠れ場所を探す旅につきあうよ。ついでに七勇者と俺の魂を探すのもいいしさ。それで場所の名前くらいはわからないのかい?」


「ソンク~ありがと~~。さすが僕たち神越えの仲間でキル君の大兄貴だよぅ」


「大兄貴ありがとうございます!」俺に頭を下げる、ヒト三郎の隣のミラルカはこう続ける。


「あのね。ケンセ・ジロウがつくったその場所を異世界人の王は隠れ里に変えたんだよ。詳しい場所の情報が途絶えてるから千年前の知識があるソンクーなら行き方もしってるかもしれない。えっと名前はね……」


「チキュウだな。ミラルカよく声をかけてくれたぜ。俺の転移なら日帰りで行けるからな。今から行くぞ」


 トウ・ダーラの改革に必要な異世界人の知識。

 俺はそれをもつ、かつての仲間を見つけようと思っていたんだ。

 渡りに船さ。

 会いに行くよハジメ。





「新聞に面白い記事が載ってあるのだ。アベルあらわるなのだ」


「いつものニセアベルでしょ。この千年近くニセモノばかり、もうだまされないもん」


 隠し都市チキュウの城でともに旅をしたタヌキのハーフボルトと、アラクネの少女の声にチキュウの主は口を開く。


「僕も読みましたがその新聞は本当ですよ。あのヴォルデウスさんが盟友が見つかったとインタビューに答えています。」


 数歩進み窓の中から外を見る。


 今の自分がこうしていられるのも、あの時エワード王国であの人が助けてくれたからだ。

 男は懐かしさとともにそう思わずにはいられない。


「会いたいなぁ。アベルさん……」



 人間種の姿をした精霊。

 テイイチ・タカノはつぶやいた。

テイイチは見た目が人間種の精霊になっています。

神と同じく寿命はなくて殺されない限り生き続けます。

テイイチはアベルが生きているときにアベルの仲間にあっていて、顔を知らないのはレンタロウとセルバスだけです。


  面白かった次も読みたいと思われた読者さま


          下の



      ☆☆☆☆☆を押して


      ★★★★★に変えてください



      彦間がよろこびます

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ