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平凡な戦士職が実は最強だったりします!  作者: 司純


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邪神と悪魔達の変化

 一日間が空いてしまいました……スミマセンm(_ _)m


 以前、章管理のお話しをさせて頂いたのですが、もし章管理するとすれば、今回迄が第二章、次回からが第三章(最終章)って感じですね。

 前にも言った通り、やり方が分からないのでやりませんがww


 とはいえ(なにが?)最後までもう少し! なんとか面白く、読みやすい様に修正したいと思いまする( ・ㅂ・)و


 マモルの手のひらに違和感を覚えるケンヤ。

 握手している手を離し、手首を掴み手のひらを上に向けた。


「マモル……これって」


 ケンヤのおかしな行為に疑問を持ち、自身の手のひらを改めて確認する。


「えっ!? これどう言う事?」


 マモルの右手の手のひらは人のそれ、肌色に変化していたのだ!


 すると……


 マモルの手から深い紺の皮膚がポロポロと剥がれ落ちていく。

 手から腕に上がって行き、やがて全身の皮膚が剥がれ落ちていった。


 そして現れたのは……


 日本人の男の子! それは幼い容貌をした目を見張る様な美少年だ!


 目を剥くケンヤ達と悪魔達。

 驚く事にその背には純白の三対、六枚の美しい翼と頭には光輝く光輪が浮かぶ!!


「マモル……お前まるで天使みたいだそ? ってか天使になっちゃった?」


 神々しいその姿にしばし皆目を奪われる!


 神々しい……


 神々しいが……


 神々しいのだが……


 ミコトが目を覆いながら一言……


「あの……マモル君……、お願いだから何か着て……」


 ハッとするオノクリス、急ぎアイテムボックスから純白の布を取り出しマモルの身体に巻き付けた。


 ミコトの一言で神秘的な雰囲気が台無しである……

 皆脱力している中、マモルはサラの方をじっと見つめ……


「お、お前も見たのか?」


 首を傾げるサラ。


「えっ? そんなのお兄ちゃんや、孤児院の小さい子達で見慣れてるよ? 小さい子達と同じだし、別になんとも……」


 ち、ち、小さい子達と一緒!!


 崩れ落ちるマモル……


 サラさん……今のは酷い……


 俺やトオル、アバロン男性陣が崩れ落ちているマモルの肩に手を置く。


「大丈夫! 成長期だしまだまだこれから……」


「うんうん、気にしたらダメだよ!」


「左様でござる! 男の価値はそれだけではないでござるよ!」


 慰められれは慰められる程、どんどん落ち込んで行くマモル……


「ちょっとあんた誰! ふざけるのはそれぐらいにしましょ! で、その邪神の姿……何なのよ!」


 サラの指輪からフロストドラゴンの声がし、ケンヤもマモルに尋ねる。


「なあマモル……その姿、なんでそんな風に変化したんだ? 何か心当たりはあるか?」


 少し考え「あっ!」と声を上げるマモル。


「神獣の砂! あれが原因か!」


 神獣の砂?


 コンソールからアイテム欄を開き、神獣の砂の説明欄を確認。


「マジか……、この神獣の砂、物凄いアイテムだぞ! 呪いと解呪の効果があるんだけど……堕天した者にも効果があるって……」


 悪魔達は目を見張る!


「ま、マモル様……それは本当でしょうか!?」


「そんなアイテム聞いた事ねえぞ……」


「ではその神獣の砂の効果で今のマモル様の姿に?」


「マモル、神獣の砂ってなんだ?」 


 ケンヤの問いにトオルはイービル・アイの事を伝える。


「まさか……闇ちゃんの呪いを解くほどの強力な魔物……いえ、神獣だったわね」


 神龍達は何故突然闇龍の呪いが解けたのか理解出来た。

 そのイービル・アイと言う神獣が残したアイテム……


 ケンヤは考察する。


「ゲームでは、魔物を倒すとその魔物の持つ能力以上のアイテムを落とす事は稀にある、神獣ならそう言う強力なアイテムを落としても不思議ではないが……」


 転生者であるミコトとマモルにはそのケンヤの言葉は納得出来るが、他の者達はそんな事が有り得るのか? 懐疑的だ。


 ならと、ケンヤは提案する。


「確か悪魔って、天使が堕天したんだよな? そのアイテムを使えば元の天使に戻れんじゃね?」


 えっ!?


 固まる悪魔達と神龍達……だが悪魔達は首を横に振る。


「この堕天ってのはあの者のせいなの……いちアイテムでどうこう出来るものではないわ……」


 ケンヤは溜息を吐く。


「あのさあ……そのちょくちょく出てくるアレとか今言ったあの者ってこの世界の創造主か神だろ? もういい加減面倒臭いからその言い方やめない?」


 その場にいる全員が絶句する!


「け、ケンヤさん……何故それを……」


 雷龍の質問に頭をかくケンヤ。


「いや、なんか流れで分かるっしょ! なあ、ミコトとマモルは想像出来ただろ?」


 ミコトとマモルは頷く。


 …………転生者。


 恐らくこちらの世界の者ではその答えに辿り着くには到らないであろう、それをあっさり看破する転生者とは……


 パンパンパンとシルが手を打つ。


「もういいんじゃない? さっすがケンヤね〜バレバレ! グッ!」


 何がグッ! なんだ?


「まあ創造主云々は置いといてさあ、あんた達、その堕天の呪い解いて貰おうよ! えっと、マモルだったわね! そのアイテム早速使っちゃおう!! どうなるかあたしも楽しみ! ワクワク」


 し、シルさん……相変わらず軽い……


 悪魔達を見据るマモル。


「お前達……堕天解きたい? 無理やりは良くないと思うから……判断は任せる」


 シルとは違い真面目に悪魔達に尋ねた。

 少し大人びた態度のマモルに悪魔達は一度顔を伏せると、ゆっくり顔を上げマモルの瞳に視線を合わせる。


「もし、もし叶うなら……もう一度あの姿に……」


「お、俺も! 戻れるなら!」


「マモル様……お願いします!」


 マモルの前に膝をつき臣下の礼を取る。

 天使の姿のマモルの前に三人の悪魔達が膝を付くその光景、それは美しく見る者の目を奪う。


 じっと悪魔達を見下ろすマモル。


「……わかった!」


 マモルはアイテムボックスから神獣の砂を取り出し、ひと握りづつ悪魔達にふりかけて行った。

 まるで天使が悪魔達に慈悲を与えているようにも見える。

 神獣の砂をかけ終えても悪魔達は臣下の礼を取り続け、マモルもじっと見守る。


 すると、突然ボロボロ装備ごと褐色の皮膚が剥がれて行き、透き通る様な美しい肌が露になって行く! その背の悪魔らしいコウモリの様な羽は崩れさり、代わりにマモルと同じ様な純白の二対、四枚の翼が形作られて行った!


 三体共、その頭には光り輝く光輪が浮かぶ。


「上手く行ったみたいだね」 


 マモルの言葉に頭を上げ、己の手足や翼が戻っている事に最初戸惑いを見せる悪魔達だが、お互いの顔を見合わせ本当に堕天が解呪された事に気づくと、三体共大粒の涙を流した。


「ま、マモル様……」


 言葉にならない感謝の気持ち! いや感謝などと言う軽い感情では無い。


 マモルの前に這い蹲る様に頭を下げる。


「ねえ、もう感謝はいいよ! 三人共僕の家族みたいなもんだし……それ以上頭下げるなら僕拗ねちゃうぞ!」


 唇を尖らせるマモル。

 三体の悪魔……いや、天使達は頭を上げ


「家族……」


「僕はそう思っていたけど……違うのかな……」


 俯き悲しそうにするマモル……

 そんなマモルをオノクリスは思わず抱きしめる。


「ええ! ええ! 家族です! 私達はマモル様の家族ですよ! ねえ、ウァプラ、コカビエル!」


「ああ! そうだ! 家族だ!」


「マモル様をお守りし、その成長をしっかり見守りますぞ!」


 オノクリスの乳房に顔を埋め少し恥ずかしそうにするマモル。


「ありがとう」


 四体の天使が抱きしめ合う。



 その美しい光景を皆は息を飲み見つめるが……



 ケンヤはオノクリスの豊満な肢体に釘付けになってる……


 そのケンヤのお尻から激痛が!!


 お尻を摘みながらこめかみをヒクヒクさせているミコト……



 そっと視線を外し口笛を吹き出すケンヤ……



 感動的な天使の抱擁に、気の抜けた口笛のBGMがダンジョン内にこだまするのであった……


 天使になっちゃった! Σ( ˙꒳˙ )

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