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平凡な戦士職が実は最強だったりします!  作者: 司純


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悪魔達と勇者パーティ

 ブックマークありがとうございます!

 ヾ(〃^∇^)ノ♪


 この修正と新連載で時間が無く、毎日ヒィヒィ藻掻いている作者でございまするが、ブックマーク増えると元気がでますな!


 もしこの作品が気に入って頂ければ、コメントなどもよろしくお願いいたします。

 m(_ _)m

「「海だーー!!」」


 ピサロの街を出て数時間飛び続け、この大陸の端にまで到達、ようやく海が見えて来た。


 初めて見たのであろう、トオルとサラは大はしゃぎだ!


「スッゲー! デケー!! これが海かあ!」


「お兄ちゃん、お兄ちゃん! 知ってる? 海の水ってしょっぱくて飲めないんだって! こんなにあるのに勿体ないね!」


 素直に驚くトオルと、妙に現実的な事を言うサラ……


 海に出てから数分で点在する島々が現れる。

 その一つに降り立つケンヤ達。

 チラリとダンジョンを見やり、何も言わず光の粒子に変わりトオルの中に消える光龍。


 あれ? フッ! は? まあいいけど……


「このダンジョン……確か魔物の種類ランダムなんだよな、一種じゃ無いんだよ。なかなか難易度高いぞ! ボスはその魔物の集合体のキメラだ!」 


 双子達に説明をするケンヤ。


「「キメラ?」」


「ああ、攻略する度に合わさる魔物も違ってて、結構面倒なんだ……それに多分そのボスも進化してそうだからな! 恐らくキマイラの亜種とかに……」


 キマイラと言う聞いた事もない魔物の名前に、不思議そうにするトオルとサラ。

 するとサラの指輪からフロストドラゴンの声がする。


「もうボスは居ないわよ……まさか闇ちゃんの呪いが解けてるなんて……それにこの気配!」


 ミコトのティアラからも雷龍が声を上げた。


「勢揃いの様ね! 悪魔達にこれは……邪神かしら! ちょっと……この力……凄いわよ!!」


 ケンヤ達には分からない何かを神龍達は感じているようだ。


「このダンジョンに邪神がいるのか?」


「……ええ、それに闇ちゃん……邪神側に付いたみたい。元々あの子はあちら側だったしね……」


 あちら側?


「フロストドラゴン、それは闇龍は敵って事か?」


「敵……と言うか……とりあえず向かいましょ……」


 なんとも歯切れが悪いが……


 ケンヤ達はダンジョンへ入って行った。




 前衛はケンヤとトオル、サラとミコトを挟み、アバロンが殿しんがりを勤める。


 だが……全く魔物が湧かない。


「どう言う事だ? ダンジョンに魔物が居ないなんて!」


「不思議ですね、まるで何かに誘われている様な……」


「これ……闇ちゃんの能力ね! ならこのダンジョンの魔物は全滅してるわ……数時間は湧かないわね」


 ダンジョンの魔物を全滅!!


 驚くケンヤ達。


「そ、そんな事可能なんでしょうか?」


 そのミコトの問いに雷龍が応える。


「闇ちゃんのスキル闇霧あんむね……その霧に触れたり吸い込んだりすると、たちどころに腐敗しちゃうのよ……多分ダンジョン内全て闇霧で満たしたんでしょうね……」


 げっ! めちゃくちゃなスキルだな……


 ケンヤは顔をしかめる。


「そんなスキル防ぎようが無いじゃねえか!!」


 それに対してはフロストドラゴンが応える。


「防ぐ方法は幾つかあるわよ、例えば風魔法で霧を散らすとか、シルちゃんみたく結界を張るとか。結界はミコトちゃんも得意よね! 後は……光龍ちゃんには効かないわ! 闇ちゃんとは真逆だから」


 真逆? 確かに光と闇だしな。


「フッ!」


 いや、だから何か喋ろうよ!!


 するとシルが何やらポーズをとる。


「けど、気付かないウチに流されたらもう防ぎようがないのよ! そこでこのシル姉さんの出番! ビシっ」


 以前雷龍の元に向かった時の様に、ケンヤ達の身体回りに空気の薄い膜が張られた!


「これでもう平気! これが本来の使い方なのよ、ブレスを防いだり、魔法も少しなら防げるよ! わたしエライ!」


 パチパチパチ


 双子達の乾いた拍手の音が……けど確かにシルさんスゲー!!


「まあ、必要無いと思うけど一応ね!」


 ふむ……またシルさん意味深な事を……

 まあ、ボス部屋まで行けば色々分かるんだろうけど……




 魔物の居ないダンジョンを進むケンヤ達。


 そしてようやくボス部屋に到着。しかし、部屋の扉はなく入口は大きく広がり、周囲はどろどろに溶けてしまっている。

 部屋の中は真っ暗な暗闇に包まれていた。


「……これ……明らかに何らかの罠だよな……」


 ケンヤが部屋の外から暗闇を覗き込む。


「ですな! ただこのまま中に入らないのでは……どうするでござるか?」


 ケンヤは少し悩み


「よし! 俺が先に入って様子を見てくる。皆は俺が出て来るまで待機な!」


 それにはミコトが反対をする。


「それは危険すぎます! 幾らケンヤさんでも一人でなんて!」


「ミコト殿の言う通りです! 皆で入ればよいではごさらぬか!」


「だってさあ、これ明らかに罠じゃん? 皆で入って皆罠に掛かったら、もうどうしようも無いよ?」


 皆何も言えなくなる……


「だったらさあ、一番レベルが高い俺が行くのは当然じゃない? それにお前達を信頼してるから言ってるんだぜ! イザとなれば助けてくれるんだろ?」


 ケンヤのその言葉に反応するトオルとサラ。


「以前なら多分、逆に俺達を残して一人で行ったりしないと思う……心配で」


「お兄ちゃんの言う通りだね! 信頼には信頼で応えないと! それに私達はもう戦闘でケンヤさんを心配しないって決めてるから。心配するだけ損しちゃうんだもん!」


 二人してニカッとケンヤに笑顔を向ける。


「そんな事……私がケンヤさんを信頼してないみたいじゃない!」


 トオルとサラに対し唇を尖らせるミコト。

 溜息を一つ吐き、ケンヤの耳元囁く。


(ホントは物凄く心配だけど……ホントに心配なんですからね! ここの件、色々片付いたら思いっきり甘えさせて貰います! いいですね! 私を心配させた罰です!)


 真っ赤になるミコト……


 それ……罰なの?




「お前達も一応警戒はしとけよ! 何があるか分からないからな!」


 ケンヤの言葉に頷くメンバー達。


「じゃあ!」


 一言残し暗闇の中に消えて行った。


「行っちゃったね……」


 サラが心配そうにケンヤが去った後の暗闇を見つめている。


「ああは言ったけど……普通心配するよな……」


 トオルも不安気だ。

 そんな二人を励ますシル。


「大丈夫よ! ケンヤよケンヤ! それにイザとなったらこのシル姉さんが邪神なんかケチョンケチョンにしちゃうんだから!」


「「シル姉さん!!」」


「…………マモル様の言ってた通り、ホントに勇者一人で入って行ったわね……」


 突然聞こえて来た声に皆が振り返る。

 そこには三体の悪魔の姿が!


「だな、折角勇者パーティを分断する為に色々作戦考えてたのに……全部無駄じゃん!」


「手間は省けたが……」


 オノクリス、ウァプラ、コカビエルだ。

 三体の悪魔はシルの前で膝をついた。


「「「シル様、お久しぶりです」」」


 その光景に皆が驚く!


「あの……シル姉さん……これって」 


 トオルの問いにシルは珍しく苦笑いで応える。


「トオル、ケンヤが帰って来たら説明するから……それより、あんた達! これはどう言う事かしら?」


 ギロリと悪魔達を睨むシル。

 首を竦める悪魔達だかオノクリスが口を開く。


「シル様、邪神であるマモル様がどうしても勇者と一騎打ちがしたいと……その願いを叶えて差し上げたくて……」


 チラリとシルを見上げる。


「マモル……やっぱり邪神はマモル君だったのね!」


 ミコトの言葉に驚くトオル達!


「「ミコトさん! 邪神を知ってるんですか!!」」


「ええ、ケンヤさんが言い出したのよ、邪神は恐らくマモル君じゃないかって……私にも何度も挑んできたの、その時はまだロードだったけど」


「「「邪神と戦ってた!?」」」


 するとミコトの頭にあるティアラがバチっとスパークする!


 バシュっ!!


 オノクリスに向け雷撃か放たれた!! 

その攻撃を顔を背け攻撃を外すオノクリス!


「あら! 雷龍ちゃん、なんのご挨拶かしら?」


 いやらしい笑みをティアラに向ける。


「あんた! よく私の前に姿を出せたわね!」


「ふんっ! あんた達神龍がした事にくらべたらあんなの可愛いイタズラじゃない!」


 ………………


 神龍達は絶句してしまう……


 そんな神龍達を無視し、オノクリスはボス部屋入口の暗闇に手を添える。途端、暗闇が徐々に晴れて行き、巨大なスクリーンに変化した。


 そのスクリーンには対峙するケンヤとマモルの姿が映しだされる。


 驚きスクリーンを見つめるトオル達!


「ケンヤさんと……あれが邪神!」


「体格は小柄なゴブリンだけど……見た目はあの邪神の使徒とそっくり!」


 トオルとサラは以前ピサロで出会ったタスクを思い出していた。


「確かに邪神の使徒と同じでござるが……見た目だけでござるな! この画面越しでも物凄いパワーを感じるでござる……」


 ミコトは目を見張る。


「アレがマモル君? 以前と全然違う……ケンヤさん……」


 ケンヤを心配するミコト……


「やっぱり私行きます!!」


 飛び込もうとするミコトの前に三体の悪魔が遮る様に立つ。


「それはダメよ! マモル様に邪魔が入らない様にするよう言われているの!」


 ミコトに続きトオルとサラ、アバロンも戦闘態勢に入る。


「あら……私達を倒したら勇者はあちらの世界に閉じ込められて出て来れなくなるわよ?」


 その発言に攻撃を躊躇してしまうミコト。


「これさあ、俺達悪魔三体と闇龍の力で作った特別な空間なんだ! 俺達の誰か一人でも倒れたら解除できないぜ?」


 くっ!


 嘘か本当は分からないけど、これでは手出し出来ない……


 シルは溜息を吐く。


「みんな、多分大丈夫よ! ケンヤだしね! それに……この子達が何考えてるか分からないけど、イザとなったらわたしが何とかするから!」


 納得は出来ないけど一旦戦闘態勢を解く。


 オノクリスも溜息を吐く。


「シル様、私もこんな事はしたくはないんですが……マモル様の願いは叶えてさし上げたい……」


「あんた……以前のあんたに戻…………まさかね」  


「…………そろそろ始まるわよ! 勇者と邪神の戦いが!」


 オノクリスの言葉に全員がスクリーンに目を移した。



 今、勇者と邪神が激突する!!

 シル様……( *´艸`)

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